競合や重複設定の可能性があるヘッダー
以下のヘッダーは、Tomcatでも自動で入りうるし、Spring/reactor-netty でもアプリケーション側で設定されがちです：
1.Content-Type
Springでは @ResponseBody, @RequestMapping(produces="...") によって明示的に設定される。
Tomcatでも response.getWriter() などを呼ぶと自動的に text/plain などが設定されることがある。
2.Content-Length
明示的に .write() して完全なバイト数がわかっている場合は Tomcat が自動設定。
Springでも ResponseEntity などで body に String を指定すれば自動計算される。
WebFlux / Reactor Netty では Flux/Mono のサイズが確定しない場合は Transfer-Encoding: chunked になる。
3.Transfer-Encoding
Tomcat：HTTP/1.1で Content-Length がないと chunked を自動設定。
Reactor Netty：デフォルトで chunked を使う（バッファリングしないストリーム型処理が前提）。
Spring WebFlux：Reactor Nettyに任せるが、条件次第で Transfer-Encoding: chunked になる。