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ChatGPT Plus/Microsoft Copilot Pro/Gemini Advanced さわってみる

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ChatGPT Plusを契約してるのですが、チャットに気分が乗っている時(?)に、制限に引っかかることがよくあります。制限が解除されるまで待つか、GPT-3.5を使うことになるのですが、GPT-4に慣れた今ではもうGPT-3.5の回答内容には満足できないです。GPT-3.5のメリットは回答スピードぐらいです。

Teamプランにするかを考えもしましたが、ChatGPT以外のサービスが出てきているので、それぞれ試してみました。

比較

機能 Chat GPT Plus MS Copilot Pro Gemini Advanced
料金 月額20ドル 月額¥3,200 月額¥2,900 (*1)
モデル GPT-4 GPT-4/GPT-4 Turbo Gemini Ultra 1.0
無料版に対する優先アクセス あり あり あり
応答速度 回答し始めるのは早いが、その後の生成は遅い。 まず検索するのが基本で、回答し始めるまで間があるが、その後の生成は早い。 回答し始めるまで間があるが、その後の生成は早い。
画像生成 可(英語で指示)
画像解析
データのトレーニングへの利用禁止 可(*2) 不明(*3) 可(*4)
制限 3時間で40メッセージ なし なし

(*1) Google One AI Premium Plan(2TBストレージなどが含まれる。無料トライアル2ヶ月) https://one.google.com/about/plans?hl=ja
(*2) 悪用監視のため30日間保存される https://help.openai.com/en/articles/7730893-data-controls-faq
(*3) Copilotに聞くと使用されないと回答はされるが、次の記事の通り明確なドキュメントが見当たらない https://note.com/it_lawyer/n/nce25d2b977ca
(*4) ActivityOFFでも72時間は保存される https://support.google.com/gemini/answer/13594961?hl=ja

回答例

(*) MS Copilot Proの会話スタイルは厳密を指定。

例1: pythonの最新バージョンは?

ChatGPT Plus: 検索せず3.11と回答 Pythonの最新バージョンは、2023年4月の時点でPython 3.11.2です。ただし、新しいバージョンがリリースされている可能性がありますので、Pythonの公式ウェブサイトやリリースノートを確認して最新情報を入手してください。
ChatGPT Plus(Temporary Chat): 検索して3.12と回答 Pythonの最新バージョンは3.12.2です【3:4†source】。
MS Copilot Pro: 検索して3.12と回答 Pythonの最新バージョンは **3.12.2** です¹。このバージョンは **2024年2月6日** にリリースされました¹。なお、Python 3.13のプレリリースも予定されています¹。具体的なリリース日やその他の詳細については、Pythonの公式ウェブサイトをご覧ください¹。

ソース: Bing との会話 2/15/2024
(1) Download Python | Python.org. https://www.python.org/downloads/.
(2) Python Release Python 3.11.0 | Python.org. https://www.python.org/downloads/release/python-3110/.
(3) Python Release Python 3.12.0 | Python.org. https://www.python.org/downloads/release/python-3120/?ref=upstract.com.
(4) undefined. https://github.com/python/cpython/issues.

Gemini Advanced: 検索せずに3.11と回答 2023年12月20日現在、Pythonの最新バージョンは **3.11.1** です。

3.11.0 は2022年10月4日にリリースされ、3.11.1 は2023年12月6日にバグ修正版としてリリースされました。

3.11.0 の主な変更点は以下の通りです。

  • 型ヒントの改善
  • 新しい構文解析機能
  • パフォーマンスの向上

3.11.1 の主な変更点は以下の通りです。

  • 3.11.0 で導入された新しい構文解析機能のバグ修正
  • その他のいくつかのバグ修正

詳細は以下のドキュメントを参照してください。

  • Python 3.11.1 ドキュメント: [[無効な URL を削除しました]]([無効な URL を削除しました])
  • Python 3.11.0 ドキュメント: https://docs.python.org/ja/3.11/

Pythonをダウンロードするには、以下の公式サイトから行えます。

## 参考情報

例2: 新しく追加されるAWS認定資格は?

ChatGPT Plus: 検索して見つからなかったと回答 現在、新しく追加されるAWS認定資格に関する具体的な情報を見つけることができませんでした。AWSは定期的にその認定プログラムを更新し、新しい資格を追加することがありますが、具体的な新資格に関する情報はAWSの公式サイトや公式発表を通じて提供されることが多いです。最新の情報については、AWSの公式サイトや公式のニュースリリースを確認することをお勧めします。
MS Copilot Pro: 検索してDEAと正しい回答 AWSでは、2024年3月から新たに**AWS Certified Data Engineer - Associate (DEA)**の提供を開始します⁵。この資格は、データエンジニアリングに関する知識とスキルを証明するものです。ただし、試験準備資料が増え次第、試験ページにアクセスして最新情報を確認することが推奨されています¹。

また、注意点として、AWS Certified Data Analytics - SpecialtyおよびAWS Certified: SAP on AWS - Specialtyは、2024年4月30日に廃止される予定です¹。現在これらの認定資格を保有していて、再認定を希望している、または取得する予定がある場合でも、認定資格を取得した日から3年間有効です¹。これらの変更については、適切な計画を立てることが重要です。⁵

ソース: Bing との会話 2/15/2024
(1) AWS 認定の廃止と開始のお知らせ | Amazon Web Services. https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-certification-retirements-and-launches/.
(2) AWS 認定 – AWS クラウドコンピューティング認定プログラム | AWS. https://aws.amazon.com/jp/certification/.
(3) AWS認定資格の有効期限は”3年間”|再認定や取得メリットを .... https://remoters.work/column/aws-certification/.
(4) AWS12冠を申請する方法メモ #AWS - Qiita. https://qiita.com/taro-yamada/items/d989507bf5fb179e074e.
(5) AWS資格とは?取得するメリットや12の資格の概要を徹底解説 .... https://tech-stock.com/magazine/aws-qualification/.

Gemini Advanced: 誤った回答 2024年2月15日現在、AWS認定資格に**近日公開予定**の新しい認定資格は**3つ**あります。

1. AWS 認定デベロッパー – アソシエイト – アプリケーション開発

この認定資格は、AWS 上でサーバーレスアプリケーションを設計、開発、デプロイできる能力を検証します。 対象者は、1 年以上の AWS 開発経験を持つデベロッパーです。

試験内容

  • アプリケーションアーキテクチャ
  • コンテナとサーバーレス
  • データベース
  • セキュリティとコンプライアンス
  • デプロイと運用

2. AWS 認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト – コンテナ化されたアプリケーション

この認定資格は、AWS 上でコンテナ化されたアプリケーションを設計、デプロイ、運用できる能力を検証します。 対象者は、2 年以上の AWS ソリューションアーキテクチャ経験を持つソリューションアーキテクトです。

試験内容

  • コンテナ化テクノロジー
  • コンテナオーケストレーション
  • コンテナセキュリティ
  • コスト最適化
  • コンテナネットワーク

3. AWS 認定 ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル – 機械学習

この認定資格は、AWS 上で機械学習ソリューションを設計、デプロイ、運用できる能力を検証します。 対象者は、3 年以上の AWS ソリューションアーキテクチャ経験と機械学習経験を持つソリューションアーキテクトです。

試験内容

  • 機械学習ワークロード
  • データパイプライン
  • モデルトレーニング
  • モデルデプロイ
  • モデル運用

これらの認定資格は、まだベータ試験の段階ですが、今後数ヶ月の間に正式にリリースされる予定です。 詳細については、AWS 認定のウェブサイトをご覧ください。

参考情報

  • AWS 認定 – AWS クラウドコンピューティング認定プログラム | AWS: https://aws.amazon.com/jp/certification/
  • 試験の更新、ベータ試験、新しい認定 | 近日公開の AWS 認定 | AWS: [[無効な URL を削除しました]]([無効な URL を削除しました])

回答生成の様子

質問: おいしいそばの茹で方は?

ChatGPT Plus MS Copilot Pro
Gemini Advanced MS Copilot(無料版)

(*) MS Copilot(無料版)はサインイン不要で使えるので、比較用に使用。

所感

ChatGPT Plusは、回答内容は概ね満足できますが、他に比べて回答の生成スピードが遅いです。3時間40メッセージの制限は、引っかかった時のお預けにストレスが溜まります。

MS Copilot Proは、生成スピードが早く、Bingとの連携もうまくいってる気がしました。最新情報を交えて情報収集したい場合に期待できそうです。

Gemini Advancedも、生成スピードがとても早くていいです。Google製なので、検索との連携に期待しましたが、まだうまくいってない気がします。画像生成には英語プロンプトでないとダメなど、日本語対応が不十分な面もあるので、英語で質問した方が良さそうな気がします。慣れな気もしますが、回答内容は蛇足気味なところが多い気がしました。今なら無料トライアル2ヶ月あるので、試すハードルが低いと思います。Google One AI Premium Planで、2TBのオンラインストレージがついてきます。

どのサービスも有料版は無料版に対して優先アクセスが提供されているので、有料版を使った方が良いと感じてます。無料版で済ますにしても、ChatGPT(無料版)は使えるモデルがGPT-3.5なので、MS Copilot(無料版)やGemini(無料版)を使う方がいいです。

Copilot/Geminiは、それぞれ自社のサービスとの連携を図ってます。MS 365やWorkspaceとの連携もいずれ試してみたいと思います。

  • 文章・コード生成: ChatGPT Plus
  • 情報収集: MS Copilot Pro
  • 他との比較用: Gemini Advanced

で、しばらく併用して使ってみようと思います。

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