目次
- Grep置換とは
- Grep置換の起動方法
- Grep置換ダイアログの各項目
- 実行時の注意点
- 使用例:textファイル内の文字を一括修正
Grep置換とは
複数ファイルに対して一括で文字列を検索・置換できる機能です。複数ファイルの一括修正が必要なときに非常に便利です。
(通常の置換では、現在開いている1ファイル内でのみ置換)
Grep置換の起動方法
-
メニュー
→検索(F)
→Grep置換(G)
を選択
または
ショートカット(任意で設定) 例:Ctrl + Shift + R
Grep置換ダイアログの各項目
項目 | 説明 |
---|---|
検索する文字列 | 置換対象となる文字列 |
置換後の文字列 | 置換後に書き換える文字列 |
検索するフォルダ | 処理対象のフォルダ(例:C:\Project\src ) |
ファイル | 対象ファイルの種類(例:*.txt , *.cpp , *.html ) |
サブフォルダも検索 | サブディレクトリも含めて検索するかどうか |
正規表現 | 正規表現を使う場合はチェック |
大文字小文字を区別する |
ABC とabc を区別するかどうか |
リードオンリー属性も書き換え | 読み取り専用ファイルにも置換を行う |
上書き保存 | 置換後に対象ファイルを自動保存 |
実行時の注意点
- 一度の操作で多くのファイルを変更できるため、必ずバックアップを取ってから実行すること
- 処理前に「対象ファイル数」や「検索ヒット件数」を確認すること
使用例:textファイル内の文字を一括修正
検索フォルダ:C:\Windows\
ファイル :*.txt
検索文字列 :TEXT
置換後文字列:text