はじめに
自己紹介
初めまして現在は東京の大学に通うるんるんです。
タイトルにある通り、私は文学部出身で、プログラミングとは大学2年生の頃まで無縁でした。
独学でプログラミングを勉強し、Webアプリケーションを2つほど開発した経験しかありません。
この記事を書くことになったきっかけ
きっかけは単に、私と同じように文系から独学でプログラミングを勉強してエンジニアを目指している学生の、少しでも参考になればと思ったからです。
私はプログラミングの勉強を始めてからエンジニアを目指していましたが、やはりエンジニアまでの壁は険しくそう簡単にはいかない日々を送っていました。時にはエンジニアの道を諦めかけた時もありました。
もし読んでいるあなたが挫けそうになっているのであれば、この記事を最後まで読み切って欲しいと思います。きっと自分でもやれると思えるはずです。
私の技術力
私の技術力はざっとこんな感じです
- Ruby Ruby on Railsを利用して2つの開発経験がある。
- Python 現在最も触れている言語。主にデータ加工や競技プログラミングなどで触れている。
就活開始
大学3年生夏 ~SIerを中心に~
3年生夏に就活を始めました。右も左も分からない状況で、大手SIerのサマーインターンに2,3社受けました。そこでSE職は私が志望するエンジニア像とは全然違うことが分かりました。私が目指すエンジニア像はバリバリにコードを書いて、技術力で勝負するエンジニアになりたいと考えていました。しかしSEはプログラミングをしないことはないが、主に施工管理や設計などを行う(いわゆる上流工程)と知りました。
大学3年生秋 ~メガベンチャーを中心に~
この頃からWEB系のメガベンチャーを志望するようになりました。しかしメガメンチャーを調べれば調べるほど、内定を貰うには技術力が必要になると感じました。2社ほどインターンに参加しようとしましたが、見事ESの時点でお見送りでした。大学で情報系を専攻していたり、インターンで実務経験を積んでいることが前提になっているのでしょう。この経験から、未経験では自社開発の会社にエンジニアとして入社するのは難しいと感じました。それに伴い、SES系の会社も検討し始めました。
大学3年生冬 ~就活本格化~
いよいよ3月になり本選考が始まりました。私は主にWEB系ベンチャーと大手のSIerを中心に就活していました。WEB系ベンチャーを目指している就活生はpaizaがおすすめです。マイナビなどの就活媒体だと、IT企業は主に大手のSIerしか求人が見つかりません。paizaであればWEB系ベンチャーの求人がたくさんあり、自分が求めるエンジニア像を追い求めることができます。(案件ではないです)
結果
- 書類選考落ち 5社(WEB系ベンチャー2社/SIer3社)
- 一次面接落ち 4社(WEB系ベンチャー4社,うち1社辞退)
- 二次面接落ち 4社(WEB系ベンチャー1社,SIer2社,うち2社辞退)
- 最終面接落ち 1社(WEB系ベンチャー1社,辞退)
- 内定 1社(WEB系ベンチャー1社)
以上が私の就活結果です。
大手SIerの全て選考途中で辞退しました。SIerに就職してエンジニアになろうとしても、それは「SE」であり、私が求めるものとは違うと面接の逆質問で実感しました(逆質問って大事)。
WEB系ベンチャーで辞退した企業は、先に第一志望の会社から内定を頂いたので辞退しました。
WEB系ベンチャーにも色々
WEB系ベンチャーと言っても、分野は多岐にわたる。
私が受けた会社でも、教育系のシステムを作る会社や不動産系のシステム、就活マッチングのシステムなどがありました。
私がここで実感したのは、
エンジニアになりたいという気持ちだけではなく、
エンジニアになってどう社会に貢献したいか
を考える必要があることです(当たり前だけど意外と難しい)。
なぜ内定を貰えたのか
最後に、文系で未経験である私が自社開発系の会社から内定を頂けたのかを自分なり考察していこうと思います。
1. 自分の強み
私の強みが面接でウケたから内定を貰ったと勘違いすることは禁物です。
大切なのは 自分の強みがいかにエンジニアに適しているかを説明する ことです。
私は面接時に、自分の強みを「目標に対してストイックである」とアピールしていました。
この強みをエンジニアと結びつけて、「自分エンジニアに向いていると思います!!」と我が物顔でアピールしました。
2. 実体験
また私は先述の通り、Rubyを使ってWebアプリを開発しました。
正直エンジニアを目指して選考に挑む際に、自分なりのアウトプットがないと厳しいと考えています。みんなアウトプットしている前提で選考が進むことが殆どです。
またアウトプットで他の志望者と差別化を図るには以下の2つしかないと考えています。
- 圧倒的な技術力を証明できるアウトプット
- そのアウトプットから得た体験
まず前者の「圧倒的な技術力を証明できるアウトプット」は、お分かりの通り非常に難易度が高いです。
ならば差別化するならば後者の「そのアウトプットから得た体験」しかありません。
アウトプットから得た体験での差別化
アウトプットから得た体験というのは紛れもなく 自分だけの体験 です。
自分だけの体験をアピールをしないで、他の何をアピールするのでしょう。
私は自分で作ったWebアプリを地元の友達に使用してもらい、そのフィードバックをもらって改善するというような一連の体験をしました。この「使ってもらった」という体験で、面接官の興味を惹きつけることができました。
アウトプットから自分だけの体験を手に入れるコツとしては
とにかく人に見せること
人に見せることで、思ってもないフィードバックや発見があります。
せっかくのアウトプットを自分の檻に閉じ込めず、外の世界に放ちましょう。
3. 事業へのマッチング
これは就活の基本でもあり、エンジニアになるとしても避けられないことであると思います。
企業への志望度を証明するフェーズですね。
先述しましたが、「どうエンジニアとしてこのシステムに関わりたいか」を明確にして選考に臨むことが大切です。
例えば、「インフラエンジニアとしてシステムの根幹を支えたい。なぜなら〜(自分の実体験等)」という様な感じです。
私はグループウェアを開発するエンジニアとして内定を貰いましたが、その時の面接では「煩わしい作業を省略できるシステムに携わりたいと兼ねてから思っていました。なぜなら私の父親がサラリーマンなのですが、面倒な作業に手を焼いて、仕事の本質と向き合えないと言っていたのを聞いていたからです」と言っていました。
読んでわかる通り、実体験と志望する理由は、考え方ひとつで簡単に結びつけることができます。「志望する理由なんてないよ!!!」と自暴自棄にならずよく周りを見渡してみましょう。
最後に
ここまで自分のことをつらつらと書いてきてしましました。
しかし伝えたいことはただ一つ。
新卒ならとりあえずエンジニアになれる!考え方ひとつで!
もし読んでいるあなたがエンジニアの道を諦めかけているのであれば、もう一踏ん張りしてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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