はじめに
Gitの使い方について、基本的なコマンドや流れについて、備忘を兼ねてまとめました。
目次
項番 | 目次 |
---|---|
1 | はじめに |
2 | Git管理の流れ |
3 | 用語 |
4 | その他コマンド |
5 | 参考サイト |
Git管理の流れ
1 git init・・・リポジトリの作成
2 git add・・・ステージングエリアへの追加
3 git commit・・・ローカルリポジトリへの追加
4 Git Hub操作・・・リポジトリの作成(Git Hub)
5 git remote add origin・・・GitとGitHubの連携
6 git push -u origin master・・・リモートリポジトリへの追加
git init
目的:リポジトリの新規作成
結果:<管理対象フォルダ>に.gitフォルダが作成される
cd <管理対象フォルダ>
git init
git add
目的:ステージングエリアへの追加
結果:-
git add <追加対象ファイル>
変更ファイル全件をステージングエリアに追加する場合
git add .
変更ファイルをステージングエリアから削除する場合
git rm <削除対象ファイル>
git commit
目的:ローカルリポジトリへの追加
結果:Vimが立ち上がる。(commitのコメントもここで追加)
cd <管理対象フォルダ>
git commit
何の変更を行ったか確認を可能にするには、-vを付ける
git commit -v
Git Hub操作
Git HubでNew Repositoryを作成する。
git remote add origin
目的:GitとGitHubの連携
(originという名前でリモートリポジトリに登録※GitHubはデフォルトでoriginを設定)
結果:-
git remote add origin <Git Hub リポジトリページで指定されたURL>
git push -u origin master
目的:リモートリポジトリへの追加(masterはブランチ名・変更反映時は-uは不要となる)
結果:Git Hubのサイトにて、ファイルが保存される(Git Hubサイト上ファイル確認可能)
git push -u origin master
ブランチを変更する場合
git push origin <ブランチ名>
用語
用語 | 説明 |
---|---|
リポジトリ | ファイルやディレクトリの状態・変更履歴を記録する場所 |
ステージングエリア | ファイル変更時に、コミットするファイルを選択する領域 |
コミット | 変更をリポジトリに記録する。一つの変更ごとに実施 |
その他コマンド
状況管理で使用するコマンド
git status
目的:リポジトリ状況の確認(最新のコミットからの変更の差分)
結果:-
git status
git log
目的:コミット結果の確認
結果:-
git log
1行で表示するとき
git log --oneline
<数字>行まで表示するとき
git log -n <数字>
どのファイルの何の個所が変更されたか見たいとき(<ファイル名>は省略可)
git log -p<ファイル名>
git diff
目的:ファイルの変更差分の確認(ローカルとステージングエリアの差分を表示)
結果:-
git diff
ステージングエリアと最新コミットの差分を確認
git diff HEAD
管理対象から外す場合に使用するコマンド
git rm <ファイル名>
目的:Git管理対象から削除する(ローカルリポジトリ・ステージングエリアから削除される)
結果:ファイル自体がローカルからも消される
git rm <ファイル名>
ファイルをローカルから消さずにGit管理対象から外す場合(ローカルリポジトリ・ステージングエリアから削除される)
git rm --cached <ファイル名>
git reset HEAD <ファイル名>
目的:Git管理に戻す。
結果:ローカルからファイルは消えたまま
git reset HEAD <ファイル名>
git checkout <ファイル名>
目的:ローカルにファイルがもどる。
結果:ローカルに消えたファイルがもどる。
git checkout <ファイル名>