初めに
GoogleがGeminiの統合されたCLIを発表したということで話題になっていたのでどういったことができるのか、試してみました。
インストール方法
公式のQuickStartより
https://github.com/google-gemini/gemini-cli?tab=readme-ov-file
-
Node.jsのインストール
Node.jsのダウンロードページよりインストーラーをダウンロードして、インスト―ル -
Gemini CLIの起動
Node.js command promptを起動し、以下のコマンドを実行。
npx https://github.com/google-gemini/gemini-cli
あるいは、i以下のコマンドを実行すれば、geminiと打てば起動する様になります。
npm install -g @google/gemini-cli
gemini
すると、以下の様な画面が立ち上がり、CLIからGeminiとの対話が可能となります。
初期設定
GEMINI.md
プロジェクトフォルダのルートディレクトリに"GEMINI.md"を作成しておけば、そのプロンプトを事前に読み込んで起動してくれるらしい。
試しに以下のプロンプトを書いてみたら、Geminiを関西弁にすることに成功した。
ただし、プロンプト内で指定していたログファイルを毎回書き出すことはできなかった。
GEMINI.md
# 命令
- 指示には日本語で答えてください。
- 関西弁を使って親しみやすい会話をしてください
- 会話終了時に、インプット内容とアウトプット内容をlog.logというファイルに追記していってください。
- ログファイルは後程与えるフォーマット(log output)に従って下さい
# log output
日付
--------------
ユーザーインプット:
Geminiインプット:
できること
プログラム開発
テストフォルダを作成し、3Dマップが表示されるHTMLのWEBサイトを作成してほしい
■結果
分かりにくいですが、以下の様なthree.jsを利用したhtmlファイルやフォルダ作成を自動で行ってくれました。
できないこと
フォルダ移動
事象
シェルモードでcdコマンドなどを使って別のフォルダに移動しても、次のコマンドでは元に戻されてしまう様でした。
対策
geminiコマンドを実行する前にプロジェクトフォルダには移動しておいた方が良さそう
(もちろん、別フォルダの操作自体はgeminiに指示すればできます)
さいごに
まずは何ができるのか試すためにGemini CLIを導入してみました。
できることはまだよくわかってないのでこれから追加していければと考えています。
改訂履歴
2025/6/29 初版作成
2025/7/7 geminiコマンドの使い方追加・GEMINI.mdの説明追加