GEEEK A50 の電源パネルが割れたので、ホームセンタ売りの素材で何とかした話
まんまこのままなので写真をベースに乗せていく。
たんに私が使った素材とかを忘れてそうなのでメモです。
というわけでA50紹介も兼ねて事の経緯
A50はこれ。当時90ドルくらいで日本までの送料が30ドル弱。円がアレでお得ではあった。
GEEEK A50 ver1.2
2019年9-10月くらいに思い立って、GEEEK の A50 を購入。
このケース電源の止め方がちょっと変わっている。
- 電源にアクリルっぽい成形パーツを止める。
- ケース天板からスペーサでぶら下げつつ、成形パーツをビスで固定する
企業努力としていい感じのデザインにするにはこの方法しかないというのはすごいわかる、が…。
- 2021年の夏くらいにあれこのパーツ割れてね?で気が付いた。
- まぁ廃熱GPUぶん回す使い方していたのがよくない。
- Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC 24H/365D
- 成形パーツは素材がアクリルっぽかったのでしゃーない。
割れ状況
- ビス穴割れ

- 天板自体の割れ

対策
そもそもこの天板から釣る構成が構造的欠陥では????
トルクかけすぎじゃねーんか?
割れてるもんはしゃーない。このプレートがないと電源が固定できん。
- 3Dプリンタで同じものを刷る
3Dプリンタない。知り合いにいるがデータの準備と素材量と時間と受け渡しの総合コストがネガティブ方面なので却下
- 金属でこの成形パーツと同じものを加工(つくる)
ノギス計測で厚み4mmの加工?手で?!?!しかもそれを中肉抜きする、、、筋肉的に無理ゲーなので却下
金具素材(L字金具)とかの組み合わせでこう、いい感じに、、、できませんでした
- 木でこの成形パーツと(ry
固定穴が近傍過ぎて強度的に無理っぽい。素材のポピュラーさ、入手性から採用候補はベニヤないし合板だがどちらも乾燥で死、運用中に割れて落ちたら死ぬ。
- プラ系素材でこの成形パーツと(ry
というわけで排他的にこの案しかない…。
採用
最終選考までに残ったのは低発泡塩ビ板とポリカーボネート板(カタくて強いプラ段ボールのイメージで合ってる)。
このうちポリカーボネート板は以下の理由で見送り。
・方向によって強度が違う
・ねじ止めの押さえつけに弱い
採用は「アクリサンデー 低発砲塩ビ板 5mm ¥929」結構高い。
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品番 | E-7001白 |
サイズ | SS 200mm x 300mm |
厚み | 5mm |
材質 | 低発泡塩ビ板 |
色味的には黒が良かったけど、白しかなかったので…

加工(雑)
低発砲塩ビ板のいいところはカッターで加工できるところ。
5mmでもオラついて何度か切り込み入れればサクーよ。
そうやって調子乗って手を切るまでがテンプレ。
5mmは厚いのでてきとーにドリルで穴開け。元穴がM4とM3だったので、M4とM3.5で。
案の定ズレててM3.5じゃなきゃ死んでたわ。ちゃんと下書きをお勧めします…。
雑感
A50は当時は選択肢があまりなくてよかったんだけど、今なら1枚板から成形したアルミのケースが売っているので熱要素が高い運用するなら壊れにくさから言えばそっちがおすすめな気がする。