コロナウイルスの影響もあり、プログラマになりたいという人が多く現れ、必然的にプログラミング講師の需要は高まりました。
そこで今回は今からプログラミング講師になろうとしている方、既にプログラミング講師をされている方向けに、プログラミング講師が最低限取っておくといい資格試験を紹介します。
#国家資格
##ITパスポート
ITパスポートは「備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験」をスローガンに実施されている試験です。
大学の授業などでよく取得することを推奨されています。
基本的にITに関する基礎知識を出題しており、経営全般・IT管理・IT技術と比較的幅広い範囲が試験内容になっています。
試験自体は毎月各都道府県で実施されており、すぐに受験することができます。
##基本情報技術者
基本情報技術者試験はこれこそエンジニアの基礎と言われる試験です。
対象者像として「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能を持ち、実践的な活用能力を身に付けた者」とされており、ITパスポートよりも難易度が上がる試験です。
ITパスポートは簡単にいえばエンジニアになる為の準備、基本情報技術者はエンジニアの基礎に立つといったイメージでしょうか。
試験ではアルゴリズムやプログラミング、ネットワークやセキュリティなど、より専門的な知識が幅広く必要になります。
生半可で合格することは中々難しい為、そこそこの勉強が必要になります。
##応用情報技術者
応用情報技術者試験はその名の通り、基本情報技術者試験より上位の応用的な内容が問われる試験です。
対象者像として「高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者」とされており、もちろん応用なので基本情報技術者試験よりも難易度が上がります。
これまでのテクノロジ系に加えてマネジメント系・ストラテジ系分野が追加されている為、より広範囲の知識が問われます。
しかし、応用情報技術者試験は基本情報技術者試験を受けずとも、いきなり受験することが可能です。
基本は抑えているから応用受ける!ということが可能なのです。
自身がある方はいきなり受けてみるのも一つかもしれません。
#民間資格
##オラクルマスター
オラクルマスター試験は日本オラクル社が公式に運営するデータベースに関する技術力を認定する資格です。
試験ではデータベースの管理・運用、SQLを問う問題が出題されます。
オラクルマスターにはグレードが存在し、ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナと難しくなっていきます。
シルバー以上を持っていると、日頃から運用・管理をしているのだなと思われるイメージです。
基礎はすでにわかっているという方はシルバーから受けるのがいいかもしれません。
##情報処理技術者能力認定試験
情報処理技術者能力認定試験は株式会社サーティファイが実施している「システム・エンジニアやプログラマに求められるコンピュータシステムの基礎知識と、プログラミング能力を測定する認定試験」です。
試験はレベル別に分けられており、1級・2級・3級と分かれています。
3級が学生向けで、2級が基礎、3級が中級者を主な対象としています。
上記で挙げた試験ほどメジャーではありませんが、スキルの証明にはいい試験です。
#宣伝
##プログラミング講師検定
弊社はプログラミング講師向けの試験を開設しました。
プログラミング講師のレベルを証明する為の検定試験です。
プログラミング講師だけでなく、企業の研修担当者やプログラミング教育を指導する教育機関関係の方々にも受験していただけます。
一次試験では、基礎知識問題としてIT知識と講師知識問題、専門知識問題が出題されます。
二次試験では、面談を行い講師としての適性があるか、知識があることと教えることは別であることを理解しているかをみます。
プログラミング講師検定では本試験申し込みを開始していますので、是非ご利用ください。
#まとめ
以上、プログラミング講師が最低限取っておくといい資格試験を紹介しました。
最後に宣伝も挟みましたが、プログラミング講師には最適の試験ですので是非ご検討ください。
最低限の試験の紹介なので基本メジャーで基礎的な試験を紹介しましたが、エンジニアの試験は他にもたくさんあります。
さらに上を目指したい方などは調べてみてください。