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Power Automate Desktopでデスクトップ整理フローを作ってみました

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自分が働いている職場にはデスクトップがアイコンで埋め尽くされている人がいて、
そんな彼のデスクトップをどうにか綺麗にできないかと常々思っていて、
PADを使ったらワンクリックで綺麗に出来るのでは、と閃き作ってみました。

大まかな流れは、デスクトップにあるフォルダの更新日時を取得、1か月前以前の物は別のフォルダに移動する。
という物です。

フローはこちら
flow.jpg

①特別なフォルダーを取得でデスクトップを取得しています。
 他のPCでも流用を効かせられればと思い設定しましたが、
 次のアクションで直接設定すればここのアクションは必要ありません。

②フォルダ内のサブフォルダを取得で、デスクトップにあるフォルダの情報を取得しています。
 ここで更新日時を取得しています。

③今回のフローは更新日付が1か月前以上の物をピックアップして移動するフローです。
 その基準とする為現在日時を取得します。

④現在の日付より1か月前の日付をResultedDate変数に格納します。
 アクション名は加算ですが、減算も出来ます。

⑤②で取得したサブフォルダをループします

⑥ループの中で更新日付が1か月より前の物を検索します。

⑦⑥で検索されたフォルダをドキュメントの移動フォルダに移動します。

〇更新日付の変数の設定の仕方
 ②のアクションが動くとfolder変数に各種値が格納されます。
 .LastModifiedが更新日時になります。
folders.jpg
 表示するには右の変数欄の変数をダブルクリックしたあと、詳細表示をクリックします

変数.jpg

 変数の記述方法ですが、%Folders[フォルダ番号].LastModified%と記述します。
 変数名[取得した順番].詳細
 ですね。
 例えば%Folders[0].Name% とすると1番目に取得したフォルダの名前が変数に格納されます。
 今回の記述はfor each内での%Folders[フォルダ番号].LastModified%なので
 %Folders[CurrentItem.FilesCount].LastModified%となります。
 最初%Folders[CurrentItem].LastModified% と記述しましたが、これでは動きません。
 CurrentItem変数は数値ではなくて、forループで回しているのでFoldersと中身は同じです。
 なので、.LastModifiedと同じように.FilesCountを付ける事で変数が数値になります。

今回はフォルダを移動するフローですが、ファイルも同じように処理出来ます。
同じように下に連ねるとフォルダもファイルも一度にお掃除出来ますね。
やってみると条件とループと日時の計算、変数の仕組みも理解できるようになるんじゃないかと思います。
是非試してみて下さい。

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