概要
表題のとおりですが、VSCodeで開発中にESLintの.eslintignore
に除外したいものを記載しているのに、VSCode上では無視されないという状況にハマったので原因調べました。誰かが同じように嵌った時に役に立てたら幸いです。
状況
-
.eslintignore
に除外したいファイル・ディレクトリを記載している - コマンドで
npx eslint
を実行すると.eslintignore
の内容の通り適切に除外される - VSCodeの拡張機能のESlintでは
.eslintignore
の内容が反映されずエラーがあればエラーになる
拡張機能はこれ
嵌った時のディレクトリ構成
以下のようにrootディレクトリにfrontとbackをそれぞれ用意し、Docker関連のファイルを置く構成です。
frontディレクトリにcreate-react-appで作成したReactアプリが入っています。(ESLint関連の設定ファイルも)
root/
├ back/
├ front/
│ ├...
│ ├.eslintrc.js
│ └.eslintignore
├ .dockerignore
├ Dockerfile
├ docker-compose.yml
なぜ機能しないのか
.eslintignore
をおいている場所をVSCodeの作業ディレクトリにしないと機能しないらしいです。
rootディレクトリ
を作業ディレクトリとしてVSCodeを開いても、適切にESlint(拡張機能)の設定が反映されないようです。
以下のようにfrontディレクトリ内でESlintのエラーが発生します。
対処法
frontディレクトリ
を作業ディレクトリとしてVSCodeを開きましょう。
.eslintignore
の内容がが適切に反映されるはずです。
以下のようにESlintのエラーが発生しなくなります。
参考