今更ながら…###
皆さんはWinActorの繰り返しのプロパティに何を使っていますか?
作成するシナリオ次第ですが、私は条件式や回数を使うことが多いです。
何気に繰り返しのプロパティを見てると「データ数」という項目があるのを見つけました。
調べてみると便利そうだったので、少し紹介したいと思います。
繰り返しのプロパティ(データ数)の説明###
繰り返しのプロパティ「データ数」に
1行目がヘッダー行、2行目以降がデータ行で構成された
ExcelファイルまたはCSVファイルのパスを指定すると
設定されたファイルのデータ行を読み取って繰り返し処理を行う。
読み取ったデータ行の項目はヘッダー行と同じ名前の変数に格納される。
実際に動かしてみた###
今回のシナリオは繰り返しのプロパティにデータ数でExcelファイルパスを指定し、
読み取った結果を待機ボックスで出力するというものです。
以下、実行結果です。
ループ1回目
ループ2回目
途中割愛
ループ30回目
最後の行まで読み取ることができました。
使ってみて###
1行目がヘッダー行になっているExcelファイルやCSVファイルを
1行ずつ処理するのであれば変数へのデータ読み込み(事前に変数の作成が必要)と
繰り返しを同時に行ってくれるので便利に感じました。