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AWS認定12冠したので勉強法と振り返りをまとめました

Last updated at Posted at 2024-01-31

はじめに

先日2024年1月現在取得可能なAWS認定12種類を全て取得し全冠達成できましたので、勉強方法、モチベーションなど振り返りつつまとめを書いていきたいと思います。
少しでも皆様の学習の参考になれば幸いです。

筆者について

・新卒3年目
・AWS経験は2年程度
・金融系向けWEBシステムや社内業務支援システムなどのAWSインフラ基盤構築業務に従事
・実務で利用したサービス
(EC2/IAM/VPC/VPCEndpoint/S3/ECS(Fargate)/ECR/Lambda/APIGateway/Route53/RDS/DynamoDB/ElastiCashe/EFS/DirectoryService/FSx/WorkSpaces/WAF/Config/GuardDuty/EventBridge/CloudTrail/CloudWatch/ALB/NLB/CloudFront/CostExplorer/Budgets/SNS/SES/Systems Manager/TransitGateway/DirectConnect)

取得履歴

種類 略称 取得日 取得スコア
Cloud Practitioner CLF 2021/06/21 905
Solutions Architect – Associate SAA 2021/08/09 751
Developer - Associate DVA 2021/10/23 826
SysOps Administrator - Associate SOA 2021/12/05 734
DevOps Engineer - Professional DOP 2022/01/05 821
Solutions Architect - Professional SAP 2022/03/06 794
Security - Specialty SCS 2023/02/05 829
Database - Specialty DBS 2023/10/21 816
Advanced Networking - Specialty ANS 2023/11/23 1000
SAP on AWS - Specialty PAS 2023/12/02 895
Data Analytics - Specialty DAS 2023/12/09 806
Machine Learning – Specialty MLS 2023/12/25 868

動機・モチベーション

私の取得動機については以下になります。
振り返ると如何に自分のモチベーションを高い状態に保てるかが、全冠達成に向けては一番大事なことかと思います。

■配属に向けて(1年目)
新人研修中にAWSについて知り、AWSの技術的な凄さ、将来性に感銘を受けたことがAWSに対するモチベーションのきっかけでした。AWSに関わる仕事がしたいと強く思い、配属希望面談のアピール材料としてCLF,SAAを取得しました。
このときにインプットしたAWSの基本的な知識が今でも役に立っていると感じています。

■配属後(1年目)
希望が通りAWSに関わる仕事ができたのですが、業務レベルでは何もできないという状態でした。焦りの中で資格取得をモチベーションに日々継続して勉強しようと思いプロ資格2つに合格することができました。

■課長からの影響(3年目)
2年目の間は業務に注力しておりAWS認定から遠ざかっていました。転機となったのは課長からの刺激です。私が3年目の夏頃から課長が全冠を目指して2週間に1認定のスパンでAWS認定を取り始めたのです。私もこの流れに乗りたいという思いになり、全冠を目指しました。課長は自分より一歩先を行っていたので、背中を追いかける日々でしたが、何とか課長についていくことができ、4ヶ月で5つのAWSスペシャリティに合格でき全冠達成となりました。

勉強方法

Blackbelt,書籍,技術記事を通したインプットの学習と問題集,ハンズオン,実務のアウトプットの学習を平行して行いました。
AWSのパラメーターレベルで理解度を深めることが、AWS自体の理解かつ試験対策にもなるので、知らないサービスについてはコンソールをまず見るということが重要だと思います。
実際に作った教材については多いので表形式で示します。
おすすめはBackbelt,書籍,記事を通したインプットと問題演習,公式ハンズオンのアウトプットを同時並行で行うことになりますが、実際に試してみて自分に合ったもので勉強することをお勧めします。

教材名 試験 コメント
AWS Blackbelt 全て AWS公式が各サービスを詳細まで深堀した資料です。YoutubeでBlackbeltを元に公式が解説動画を投稿しているので、初見サービスはまず動画を確認するようにしていました。
技術記事 全て AWSの情報は大抵記事にわかりやすくまとめられてインターネット上でググればでてきます。記事を参考に不明点を解消していました。
AWS公式ハンズオン 全て VPC,IAMなど基本的なAWSサービスから手を動かして学ぶことができます。何も知識がない状態でも分かるような解説動画付きなので知らないサービスについて手を動かして理解したいとなった際に活用していました。
Teckstock CLF,SAA,SOA,DVA,SAP,DOP,SCS,DBS 実際の試験同様の選択式の問題を多く解くことができます。各選択肢に対して正誤理由がしっかりと書いてあります。
ExamTopcs ANS,PAS,DAS,MLS TeckStock同様に実際の試験形式と同じ選択式の問題を多く解くことができます。各問題に対してユーザー議論用のスレッドがあり、多くの人の見解を見ることができます。
AWS認定資格試験テキストシリーズ CLF,SAA,SAP 出題範囲が広い試験であるCLF,SAA,SAPのインプットに利用しました。画面キャプチャなどの図も多く、出題範囲に対して網羅的に解説があるので一通り読んで自分が弱いと思うところはネット上の記事情報で補完しました。
AWS認定ソリューションアーキテクト -プロフェッショナル ~試験特性から導き出した演習問題と詳細解説 SAP 問題演習として利用しました。TechStockやExamTopicsよりも1問あたりの開設が丁寧なのでおすすめです。
要点から攻略する『AWS認定-専門知識』シリーズ SCS,ANS,DBS,DAS 各スペシャリティ試験に特化した内容をインプット、問題演習ができる参考書となります。スペシャリティ試験で問われる深い内容まで抑えることができます。
ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト DVA,DOP Dev分野のAWSサービスについてわかりやすくまとめられています。CI/CD系や認証など理解度が浅い分野の入りとして非常に有益な参考書でした。
AWS SAP on AWS Speciality 受験対策記事 PAS SAP on AWSのインプットに利用しました。試験範囲全体を分かりやすく要点をまとめてくれている記事なのでSAP経験がない自分としては非常に助かりました。8つの記事があります。

まとめ

まず全冠してよかったと思っています。AWSの各サービスを体系的に一通り知ることができました。実務で認定資格取得の時に得た知識が生きる瞬間は多くあるので、資格取得を通して勉強をしていてよかったなと感じています。また全冠を達成することで、社内社外の両面からある程度の対外的な信頼や評価を得ることができたと思っています。
しかし残念ながらAWSの理解度はまだまだと感じる場面ももちろん多いので、資格取得をして終わりにせず、継続した学習が全冠という事実以上に大事なことだと実感しております。
「全冠はスタート地点でしかない」と強く感じているのでこれからも継続して学び続けて、AWSの更なる理解度向上を目指していきたいと思います。
こちらの記事をお読みいただいた方の参考・モチベーション向上につながれば幸いです。

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