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NVIDIA Nsight SystemsからLinuxサーバーにSSH接続して結果をみる使い方 (CUDA, OpenACC)

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#はじめに
NVIDIA Nsight SystemsとはNVIDIA Visual Profilerからさらに扱える機能が増えたものといえるでしょう.
 ほかの記事ではnvvpを使ってプロファイルを取得してそれをローカルマシンに送信してから開くとありますが,今回はNsight Systemsから実行してそのまま結果をみるということを紹介します.

 何かあればコメントお願いします.
#CUDA toolkitのインストール
NVIDIA Nsight SystemsはCUDA toolkitに含まれるのでインストールします.インストールの仕方はこちらの記事がわかりやすいと思います.

#Nsight SystemsでSSH接続
開くと以下のように表示されます.2021-12-20 (2).png
次にSelect target for profiling...右横の設定(:wrench:)を開くと以下のManage targetsが表示されるのでそこからCreate a new connectionをクリックします.

2021-12-20 (4).png
以下のように表示されるので上のところにIPアドレスもしくはホストネーム,下にユーザーネームを入力してOKをクリックします.
image.png
 そしたら最初の画面にもどり:wrench:の左のリストからSSHサーバーを選択します.
2021-12-20 (6).png
 選択すると接続がはじまるのでパスワードを入力してSSH接続します.一番最初の接続ではリモート側にインストールするファイルがあるので少し待ちましょう.それが終わったら以下のように表示されます.

2021-12-20 (7).png

#実行するやり方
次に実際にコードを実行するやり方について述べます.
コンパイルはCLIで行いましょう. Nsight側ではできません.

コンパイルしたら上の画像のCommand line with argumentsに実行する際のコマンド(./a.outpython <code>.pyなど)を入力,Working directorya.outなどが存在しているディレクトリを入力します.
CUDAの場合はCollect CUDA traceにチェックを入れましょう.またOpenACCさらに下のOpenACC traceにチェックを入れましょう.
そしたら右のStartで実行しましょう.ディレクトリが間違っていたり,ファイルが存在しないとエラーがでてきます.
実行に成功したら以下のようにTimeline Viewが表示されます.ほかにも
Analysis Summaryで詳細をみることができるので非常に便利です.
2021-12-20 (9).png

#おわりに
Nsight SystemsのほかにもNsight Computeをつかって結果を見ることができるようです.そちらも使ってみてさらに分析できるといいですね!
良かったらLGTMお願いします!!

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