Azure CLIを利用してスケールアップ/ダウン、スケールアウト/インさせる。
Azure CLIとは
Windows、MacOS、Linuxなどクロスプラットフォームで利用出来るAzureをコマンドラインで操作出来るツールです。
ダウロードは下記のページから
https://docs.microsoft.com/ja-jp/cli/azure/install-azure-cli?view=azure-cli-latest
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Azureにログイン
az login
ログインするとサブスクリプションIDなどの情報が表示されます。
※プロキシサーバがある環境では、必要に応じてプロキシを環境変数に設定して下さい。
一時的な場合は、下記のコマンドを入力
set HTTP_PROXY=http://username:password@proxy.contoso.com:8000
set HTTPS_PROXY=http://username:password@proxy.contoso.com:800 -
対象のWebAppsと紐づくプランを確認する。
az webapp list -g リソースグループ名 -o table
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現状のプランサイズを確認する。
az appservice plan show -g リソースグループ名 -n AppServicePlan名 --query "sku" -o json -
スケールアップ/スケールダウンさせる。
az appservice plan update -g リソースグループ名 -n AppServicePlan名 --sku S2
※SKUのサイズを選択することでスケールアップ、スケールダウンになります。
選択出来るサイズは下記のページから確認して下さい。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/app-service/windows/
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スケールアップ/スケールダウンされたことを確認する。
5.でも確認出来ましたが、表示される情報が多いため下記のコマンドでskuのみ確認すると分かりやすいです。
az appservice plan show -g リソースグループ名 -n AppServicePlan名 --query "sku" -o json -
手動スケールアウト/スケールインさせる。
az appservice plan update -g demo -n app-plan --set sku.capacity=2
"sku.capacity"で稼働させたいインスタンス数を指定します。
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その他
WebAppsに関するコマンド
https://docs.microsoft.com/en-us/cli/azure/webapp?view=azure-cli-latest
AppServicePlanに関するコマンド
https://docs.microsoft.com/en-us/cli/azure/appservice/plan?view=azure-cli-latest