Azure CLIを利用してスケールアウトさせる。
Azure CLIとは
Windows、MacOS、Linuxなどクロスプラットフォームで利用出来るAzureをコマンドラインで操作出来るツールです。
ダウロードは下記のページから
https://docs.microsoft.com/ja-jp/cli/azure/install-azure-cli?view=azure-cli-latest
Azure Cognitive Search は、旧称Azure Searchとなります。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/search/search-what-is-azure-search
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Azureにログイン
az login
ログインするとサブスクリプションIDなどの情報が表示されます。
※プロキシサーバがある環境では、必要に応じてプロキシを環境変数に設定して下さい。
一時的な場合は、下記のコマンドを入力
set HTTP_PROXY=http://username:password@proxy.contoso.com:8000
set HTTPS_PROXY=http://username:password@proxy.contoso.com:800 -
現状のプランサイズを確認する。
az search service show -g リソースグループ名 -n Searchサービス名
Azure Portalでも確認してみます。
レプリカが1、パーティションが1の1の1ユニットであることが分かります。 -
Azure Cognitive Searchをスケールアウトさせる。
実行結果が返ってくるまでに30分ほどかかりました。
余計なことをしたので「ジョブを終了しますか」と問われたので「N」を選択します。
ステータスが「running」となっており正常にスケールアウト出来たことを確認出来ます。
Azure Portalでも確認してみます。
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その他
Azure Cognitive Search は3つ以上のレプリカを指定することでSLA99.9を得ることが出来ます。
詳細は下記をご確認下さい。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/support/legal/sla/search/v1_0/
Azure Cognitive Search のスケールアウト可能な最大サイズは価格レベルにより異なります。
詳細は下記をご確認下さい。
スケールアウトの制限は「レプリカ数」×「パーティション数」となります。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/search/