関数とは
複数の処理をひとまとまりにしたものです。メソッドと呼ばれることもあります。
また、前述の通り、JavaScriptにおける基本的な構成要素のひとつであり、Function型のオブジェクトとして扱われます。関数をオブジェクトとして扱うことが出来るのはJavaScript特有の特徴です。
定義方法
関数定義の方法として「関数宣言」があります。
記法 function 関数名(引数) { 処理 }
/** 引数で指定した名前に挨拶をする文字列を返す関数 */
function hello1(name) {
var message = "Hello, " + name
return message
}
宣言の中にある「引数」という言葉についてですが、「引数」とは関数に渡して処理の中でその値を使うことができるものです。
アロー関数
上記の方法で関数は定義できますが、別の方法としてアロー関数というものがあります。最近できた記法で(2015年)私は基本こちらを使用しています
記法 関数名 = (引数) => { 処理 }
/** 引数で指定した名前に挨拶をする文字列を返す関数 */
var hello3 = name => {
var message = "Hello, " + name
return message
}
呼び出し
前項で関数を定義する方法を解説しました。しかし関数は定義しただけでは役に立ちません。(呼び出さないと意味がない)
呼び出し方 関数名(引数として渡す値)
// 関数の定義
function hello1(name) {
var message = "Hello, " + name
return message
}
// 関数の呼び出し
var result1 = hello1("yamada")
// コンソールへ結果を出力
console.log(result1)
上記コードでは関数を呼び出した式を左辺の変数result1に格納していますが、この変数にはhello1関数を呼び出した実行結果が設定されています。実行結果とは、前項で説明したreturn文で返却した値のことです。
また、引数の存在しない関数を呼び出す場合ですが、その場合は呼び出す際にも引数を設定する必要はありません。
参考