TL;DR
- JSTQB 認定テスト技術者資格 Foundation Level試験に合格しました!
- 受験の動機など
- 勉強方法は、シラバスと教科書だけで十分
※ 本記事は、2018/10/19に弊社スタッフブログに投稿した記事をQiitaに転載しています。
JSTQB 認定テスト技術者資格 Foundation Level試験
去る8/25(土)に、JSTQB 認定テスト技術者資格 Foundation Level試験を受験していました。
この度、試験結果がホームページにて公開され、無事合格しました。
試験について
テスト技術者試験は、JSTQBのページによれば、下記2つのレベルに分かれています。
- Advanced Level
- Foundation Level
今回私が受験したのは、初級編ともいうべき、「Foundation Level」です。
シラバスによると、その位置づけは、下記の通りです。
Foundation Level の資格認定はソフトウェアのテスト作業に関与する全ての人を対象としている。
これにはテスト担当者、テストアナリスト、テストエンジニア、テストコンサルタント、テストマネージャ、ユーザ受け入れテスト担当者、およびソフトウェア開発者の役割を持つ人々が含まれる。
この Foundation Level の資格認定はソフトウェアテストについて基本的な理解を望むプロジェクトマネージャ、品質管理者、ソフトウェア開発マネージャ、ビジネスアナリスト、IT 部門長
および経営コンサルタントのような人にも適切である。
Foundation Level 認定資格の保持者はソフトウェアテスト資格での上位レベルに進むことが可能である。
問題の内容も、テストに関する極めて基本的な用語や概念だけで、本業としてシステム開発を行っていれば、常識的な内容ばかりです。
受験の動機
当該試験について知ったのは、ちょうど前職を辞めた後、現在の会社に参画したタイミングでした。
参画した段階でのNorth Torch株式会社は技術者が自分一人という状況でしたので、自分の仕事の品質がそのまま会社の仕事の品質になります。
これは結構怖いことで、自分の技術力を総合的に高める必要性を強く感じました。
それまで開発したソフトウェアやシステムについてもテストを行っていなかったわけではないのですが、独学の域を出ていませんでした。
本試験を知り、一度きちんと体系化した知識として勉強してみよう、と思い立ったのがきっかけでした。
ただし、受験料が2万円くらいしますので、会社が受験料を補助してくれなければ、諦めていたように思います。
勉強方法
ホームページで公開されているシラバスの読み込みと、下記の書籍を購入し、勉強しました。
システム開発に従事していれば、概念として目新しいものはほとんどありません。
メインの勉強内容は、下記のようなものでした。
- 自分の中の概念とそれに対するJSTQB上の用語の対応を記憶
- ISO関連の内容をざっと記憶
実際の試験について雑感
シラバスの読み込みおよび教科書の問題を繰り返し解いていれば、それほど苦戦しないと思います。
個人的には、受験会場内の他の受験者の方が、年齢も性別もバラバラでした。
どのような層が、どのような動機で受験されていたのか、ちょっと気になりました。