僕がEmacs使い始めて検索機能を使ったときはこれをずっと使い続けるのは無理だと思った。
C-s
で検索機能を起動できるけどカーソルがあるところから下に向けて検索するだけ。
上に向けて検索するときはC-r
になる。
これを使うのは辛かった...
しかしEmacsには強力無比な拡張機能が、そうパッケージの数は可能性そのものなんだよ
Anzu
anzu/github.com
検索したところがハイライトされてすぐに分かる!
これでひとまずGoogleChromeで検索したみたいな感じになる
今までは検索はしてもどこの部分を探してたのかわからんかったからこれはこれで便利!って気持ちだった
Migemo
普通に検索するのもありだけどこいつがすごいのはローマ字で ohayo
と検索するとおはようと書いてあるところを探せてしまうところ!
最初に設定したりとかMigemo用のライブラリ突っ込んだりしないといけないんだけど次に書くHelmと合わせて使うとすごい
Helm登場
Helmを導入してからファイルの検索するのは最高だった。
絞り込み検索が便利すぎでなんでも探せる万能感はまさに神のごとし...
検索機能を起動してほしいデータを入力するとどんどん絞り込んでくれる↓
Helmの素敵なところはファイルだろうがディレクトリだろうがEmacsのコマンドだろうがその他もろもろすべて統一のインターフェースで検索してくれるところ
そもそも直感的に使えるものをさらによく使えるようにしてくれてるのでほんとに良い
そしてHelmはGithubにもあるように拡張機能をユーザーが追加できるようになっているところ。
これによって更にEmacsの幅を広げることに貢献している。
例えば
Helm-ag
ag
はgrepみたいなもの!
Helmがagを取り込むことによって複数のファイルの中身を検索しその結果を絞りこめるようにしてくれてる
↑これがが...
↓こうなる!
もちろんさらにキーを入力することで絞り込んでくれるしエンターキーを押せばそのファイルのその行にジャンプしてくれる!神機能!
helm-ls-git-ls
自分が何か新しいコードを書く時はほぼGit支配下に置いている。
で、helm-ls-git-lsはそんなリポジトリのファイルを絞込検索することができる!
開発の規模が大きくなっていくつものディレクトリを遡ったりしないと行けない!そんな時でもこのコマンドなら必要なファイル名を打っていけば自然と絞り込まれるのですぐに探せる!
helm-swoop
Emacsは複数のファイルを同時に開いて編集することができるという極めてスタンダードなエディタです。
で、このhelm-swoopはそんな開いているファイルの中身をごっそり検索することができる機能なんです!
しかも検索結果はhelmのインターフェースに則って表示されるのでどんどん絞り込んでいけるしエンターキーでそのファイルのその行にピンポイントに移動することができる!
つまりは
Emacsは一度慣れてしまえば検索だろうが編集だろうがなんでもできる
環境なんです。
古今東西ファイルを編集することに特化したエディタは数あれど本当にエディタの領分なのか?ってことをここまでしっかり詰めてくれるのはEmacsだけですよ!
だからEmacsはやめられないんですねぇ...