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アクセシビリティの知見を発信しよう!

プログラミングとゲームの学習曲線

Last updated at Posted at 2024-05-21

言いたい事

最新アップデート情報や低レイヤーなメタ知識も
一定以上ゲームプレイしていないと理解できないよね

「初心者に、強要しちゃいけないよ!」 という話。

それは、ゲームもプログラミング言語も同じですね。

【人の学習曲線】

XXの武器はLv30以上が必要なので装備できません

この表記の本質は現実世界でも多くあると感じる。

装備しても実力を発揮できない、何かを得たとしても、有効に活用することができない
それは自分のレベルがまだ低いからだ。

これはプログラミングもゲームにも言えることだと日々感じる。

ゲームのパッチノートの例

Railsのパッチノートの例

【情報の暗記と理解の違い】

ゲームの最新アップデート

「XXというキャラクターの銃を構えている時の速度が 120から140になりました」

この情報を得ても、理解出来るのは、そのキャラクターを普段から使っていたりそのキャラクターと対戦したり、その速度が具体的にどう活かすかという場面を知っている人だけだ。

なので初心者に対して

バージョン15 のパッチノート読んだ?読んだ方がいいよ!

というのは結構無意味だったりして

それ以前に、まずゲームをプレイして
ゲームを知り、情報を理解できる様になる事の方が優先度が高い。

【もし、アドバイスをしたいなら】

それでも、もしアドバイスをしたいなら
その人が苦い経験をしたり、失敗した、どうしたら良かったんだろうと悩む

「学びたいと感じているタイミングで」

「XXという特性があって、その特徴を知っていれば、こう対策できるかもしれないねー」
くらいに伝えるのが良いのだろうか。

【効率的な技術の上達方法は、人によって違う。】

出来る人から見た効率的は効率的なのだろうか?

いつも一緒にゲームしている上級者の人に
ゲームの最新アップデート情報 読んだ?理解した?じゃあ、OK、効率的に成長したね!

と言われても技術はもちろん上達していないし
暗記しただけで情報を理解できていない。
全てを知っている人から見た「効率的」を強要してしまっている。

【情報を理解し、それが自分の技術になるまでの道のり】

パッチノートで得た情報を実戦で活用するのにも

  1. まず 射撃演習場 で検証。
  2. 本番環境の実践で使える場面を想像して
  3. あえてそれを使う様に動いていくことで自分の技術となる。

確かに暗記することは勉強としては有効で
聞かれたら答えられるという程度にはなるかもしれないが
それは、理解しているか、自分の技術になっているかという視点では
別なのだろうと感じる。

あらゆる仕事にも言えることで、人間の技術の習得フローは何が最適かを考えさせられる。

ゲームから学ぶことは多い。

スキル習得の理論

認知段階(基本的な理解)
連合段階(実践を通じた強化)
自動化段階(意識せずに実行可能)

コルブの経験学習モデル

学習は経験を通じて、4つのステージを経て学習が進む。
具体的な経験
内省的観察
抽象的概念化
能動的実験

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