論理演算
・ a AND b
aとbの両方が1(true)であれば1、そうでなければ0(false)
例)数学と英語の両方が80点以上であれば合格
・ a OR b
aとbの少なくとも片方が1であれば1、そうでなければ0
例)数学もしくは英語が80点以上であれば合格
・a XOR b
aとbのうち一方だけが1であれば1、そうでなければ0 ※aとbの両方が1は0
例)数学もしくは英語のどちらかが80点以上であれば合格とするが、両方とも80点未満は補修、両方とも80点以上は追加試験
論理演算の演算記号
・AND(論理積演算)
「・」
「⋏」:かつ、アンド
・OR(論理和演算)
「+」
「⋁」:または、オア
・NOT(否定演算)
「-」(変数の頭に付与)
「¬」:ひてい、ノット
・XOR(排他的論理和)
「+[○]」※○の中に+がある。
演算則
・べき等則
同じ操作を何度繰り返しても、同じ結果が得られる。
例)A・A・A = A・A = A
・交換の法則
足し算と掛け算同様に、右左を入れ替えても成り立つ。
例)A・B = B・A
・結合の法則
計算する順序が異なっても、同じ結果が得られる。
例)(A + B) + C = A + (B + C)
・分配の法則
以下の例を参照
例)(A・B) + (A・C) = A・(B + C)
BとCにかかっているAは、BとCを計算した結果とAを計算しても同じ結果を得られる。
・吸収の法則
例)A + (A・B) = A
2つの図で重なっている部分はAの範囲そのものであるため、A + (A・B) = Aとすることができる。
例)A・(A + B) = A
強引に聞こえるかもしれないが、A・(A + B) は、Aであれば範囲内に収まっているため、Bを見る必要がなく、A・(A + B) = Aとすることができる。
・ド・モルガンの法則
例)¬(A・B) = ¬A + ¬B