6
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

CPS LabAdvent Calendar 2017

Day 13

Slackを日本語化してみて気づいたことを書く

Last updated at Posted at 2017-12-13

この記事は CPS Lab Advent Calendar 2017 の13日目です.
12日目は FirebaseでSPAを最速でリリースする です.

先月の話

今年の11月17日,Slackの日本語版が遂に公開された.
「Slack」完全日本語化 サポートも日本語で対応 - ITmedia NEWS

待望の日本語化,ということで導入してみた.
この記事では,それまで使用していた英語版と比較して気づいた点を列挙した.
*Windows版での比較

変更方法については以下が詳しい.
Slackの表示言語を日本語に変更する手順 - Qiita

うれしいところ

UI周りが日本語化された

slack(eng).png
英語版

slack(jp).png
日本語版

項目名が日本語化されている.
ほか,タイトルバー左にあるメニュー項目や

slack_menu.png

saishou.png

saidai.png

最小限化,最大限化等も日本語化されている.
(MenuとCloseが訳されていないのは内緒)

これにより,ツールに馴染みの無い人が多いチームにも導入しやすくなったと思われる.

メッセージの「Ctrl(⌘)+Enter」送信にデフォルト対応した

command.png

赤枠部分のチェックボックスにチェックが入っていることで有効になる(日本語版のみ).
チェックを外すことで「Enter」送信にも切り替えられる.
Enter送信時代は誤爆が多かったので非常に助かっている.

フォントが変わった

jpn.png

eng.png

上が日本語版,下が英語版
*ズームレベルは同じ
『こ』に注目していただくと分かりやすい.明らかに上の方が綺麗である.
何フォントかは不明.

気になるところ

翻訳感が抜けていない

たとえば「後でリマインドする」

remind.png

他に,チャンネルの「パブリック」「プライベート」等

public.png

private.png

こういったツールに馴染みの無い人やビジネス用語に特に疎い人がパッと見で理解出来るのか,
と考えると少々疑問が生じる訳し方である.
「後で通知する」「公開」「非公開(鍵付き)」で良いような……

Emojiの日本語検索が使いにくい

例えば,「笑顔」のような絵文字を探そうとしたときに
『笑い』で検索すると…

warai.png

1つしか出ない.
今度は『わらい』で検索すると…

warai(kana).png

全く出ない.というわけで

wara.png

『笑』と入力する必要がある.
ちなみに,

smile.png

smiley.png

nico.png

このような「笑顔」に該当しそうなemojiは,
『スマイリー』『スマイル』『にこっ』で検索する必要がある.

どう考えてもスクロールで探すほうが早い……
*英語検索に対応しているのでそちらを使う方法もある.日本語版なのに

まとめ

個人的には

・「Ctrl(⌘)+Enter」送信を使いたい人
・Windows版Slackを綺麗なフォントで使いたい
・これからチームにSlackを導入しようとしている人

に日本語版をおすすめしたい.

ただ,ユーザーの中には「項目名に日本語と英語が混じってると吐き気がする」人や
「全角文字嫌い」という人も居ると思うので,そういう方が無理に変えるほど
日本語版にメリットがあるかと言うと……正直微妙なところではある.

思うに,この日本語版というのは「導入ハードルが高そうだなーと敬遠していた人たちにも使ってみてもらう」ということを目的として制作されたのではないだろうか.
要するにライトユーザー向けといった感じ

今回はここまで.
お読み頂きありがとうございました.

14日目の記事は 緑髪でも就職する方法 です.

6
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
6
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?