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私が頑なに自分のことを「エンジニア」と名乗らない理由

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はじめに

この記事はなにも技術的なことには触れません
私個人が常に「自分の就いている職の呼び名」について、日々悶々と思っていることを吐き出す内容であることをご留意の上ご覧ください

数え切れないくらいいるQiitaユーザーの方の中に、私と同じような気持ちを持っていたり、共感してくださる方がいれば、とっても嬉しいです

ちなみに病んでませんよ🥳

私は

会社の中では「フロントエンドエンジニア」という肩書きをもらっていて、webフロント周りをやらせてもらっています
大変ありがたいことですね

ですが私は自分の職について聞かれたり、自己紹介で就いている仕事を名乗るときは、
webやる人です」や「フロントやる人です」と言っています

つまり会社からは「エンジニア」としての肩書きをもらっているのに、自分では「〇〇やる人」とわざわざ名乗っているのです

「エンジニア」と名乗らなくなった経緯

みなさんは、なにがどうなったら「エンジニア」と名乗って良いと思いますか?
ちなみにWikipediaにはこう書いてありました(一部抜粋)

技術者(ぎじゅつしゃ)とは、工学に関する専門的な才能や技術を持った実践者のことである。なお日本においては、名称独占資格である「技術士」および「技能士」と違って、名称独占資格ではなく明確な定義のない呼称でもある。実際的には、スキルを持つものの呼び名として工学以外の分野も含め広く用いられている[1]。
技術者に対応する英語として、または同じ意味合いの外来語として、エンジニア (engineer) の呼称も用いられる[1][2]。
コンピュータの分野では、総称してコンピュータエンジニア、コンピュータ技術者、ITエンジニアなどと呼ばれる。職種によりインフラエンジニア、システムエンジニア、組込みエンジニア(組み込みシステムエンジニア)、ネットワークエンジニア、ウェブ・エンジニア、データベースエンジニア、カスタマーエンジニアなどもある。

もちろん正解はないと私は思っています
だからこそ、その「エンジニア」像は十人十色なのです

ある人に聞けば、「要件定義から設計から実装からテスト項目定義までできないとエンジニアではない」
別のある人に聞けば、「クライアントの要求に応えられていれば立派なエンジニアなんじゃないかな」
そのまた別のある人に聞けば、「動いてるものが作れればエンジニアだよ〜」

どれも間違っていないと思います
しかし、ここで十人十色のよくない部分が見えてきます

自分が思っている「エンジニア」像にそぐわないエンジニアがいると、石を投げるのです
ちなみにかくいう私の「エンジニア」像は、特にありません
名乗りたい人が自由に名乗ったらよいと思っています

石を投げると言っても本当に石ころをぶつけるわけではないですw
裏口を叩くようになるのです

「このチームには実装者はいるけどエンジニアはいないよな」
「こんなこともまともにできないのにエンジニアって名乗らないでほしい」
「それってエンジニアとしてどうなの?」

これらすべて私にとっては日常生活のノイズでしかありませんでした
「エンジニア」をしている私もそう思われて、そう言われているのではないかと考えると、ものすごくストレスでした

自分の職の名乗り方という、こんなにも小さな事柄なのに

なので、

逃げてみた

「エンジニア」という肩書きはあれど、「webやる人」「フロントやる人」と名乗ってみることにしました
「エンジニア」という言葉から逃げてみたのです

「やる人」って言葉はとても気楽で、とりあえずそれに触っていれば「やる人」と名乗れる気がするのです
もうこれで十人十色の「エンジニア」像論争に巻き込まれたり、悩まされたりしなくて良くなりました

あと、意外とこの名乗り方はみんなに受け入れてもらえています
そんなに耳触りに違和感ないのでしょう

これからも

この仕事をしていると、なんらかの技術的壁にあたるのは日常茶飯事です
なのでおそらく嫌でも毎日なんらかの成長はしているのでしょう

それを日々繰り返していくうちに、十人十色の「エンジニア」像のどれか一つにでも当てはまる領域になっているかもしれません
しかし私はずっとこれからも「〇〇やる人」と名乗り続けていくのだろうと思います

もう私は自分のことを「エンジニア」とは言いません
これからも「エンジニア」という言葉から逃げ続けます、逃げ続けながら自分がやってて楽しい実装や制作をしていきます


逃げるが勝ちを体現した記念カキコ✍️

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