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AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate(MLA-C01)合格記

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🟢 はじめに

スコアレポート_MLA.png
2024年末AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate(MLS) に合格しました!

本記事ではMLAの勉強方法や受験のメリットを紹介します。
機械学習に興味がある方、AWS資格取得を目指す方の参考になれば幸いです!

📚AWS Certified Machine Learning Engineer - Associateとは?

MLAとは?

2024年10月に正式版がリリースされた機械学習に関する中級レベルの認定です。
公式の説明は以下のとおりです。

AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate は、本番環境に ML を実装して運用可能にする技術的能力を実証するものです。キャリアプロファイルと信頼性を向上させて、需要の高い機械学習に関連する職務に備えましょう。

試験概要

こちらも公式より引用します。

・カテゴリ:Associate
・試験時間:130分
・問題数:65問
・合格点:720点以上(試験結果は100点〜1000点)

試験対象者

実務経験が求められているようにある程度のAWSや機械学習に関する知識と経験が必要となります。

機械学習エンジニアリングまたは関連分野で少なくとも 1 年間の経験があり、AWS サービスを使用した実践経験が 1 年間 ある方です。機械学習の経験がないプロフェッショナルは、Exam Prep Plan で利用できるトレーニングを受講して、知識とスキルの構築を開始できます。

AWS Certified AI Practitioner(AIF)を未受験の場合、まずAIF取得をお勧めします。
特に(私もそうでしたが)AI/MLの知識経験がない方は、AIF受験にて基礎知識を学んだ後、MLA受験にてより実務的な知識を身につけることができると思います。

※AIFの合格体験記も記載していますので、参考になれば幸いです。

🧑‍🎓前提(筆者の受験前スペック)

IT/AWS経験

・新卒3年目(文系出身入社時点IT未経験)
・AWS認定はいくつか保有(CLF,SAA,SOA,DVA,DOPなど)
・AWSを使用した業務経験は1年間ほど

AI/ML経験

・AIFをMLA受験の2週間前に合格
・業務での開発経験なし
・ChatGPTは使うけど...くらい

実務経験はないですが、AIF受験にて基礎知識を学んだ状態から勉強しました。

📖勉強方法

私は上記スペックから2週間で合格することを目標に学習しました。

⓪試験申し込み

兎にも角にも何はともあれ試験を申し込みましょう!!
モチベーション管理&計画的な学習のためにもお勧めします。
勉強着手も受験時期もずるずると後回し...なんてことを避けましょう!

①試験内容確認

本試験に限らず試験ガイドの確認を強くお勧めします。
対象サービスや求められる知識が記載されています。
全量読むのは大変ですが、以下だけでも確認すると試験イメージを掴むことができると思います。

  • 推奨されるAWSの知識
  • 試験内容の概要

②インプット

まずは基礎

  • AIF学習に引き続き、@kikuziro さんのQiita記事を復習に利用させていただきました。
    AI/ML知識をドット絵の解説により基礎から楽しく学ぶことができます。
    通勤時や隙間時間に何度も見返してインプットしました。

  • こちらのサイトに掲載されている図も隙間時間に見返していました。
    各サービスが何者かシンプルにまとめられており基礎知識定着に活用しました。

※本記事の執筆時に拝見したこちらのQiita記事も紹介させていただきます。
各分野のポイントが図や参考記事とともに完結にまとめられており、私の受験時にもぜひ利用したかったです。。。

もう少し詳細に

動画学習でざっと知識を入れようとUdemyを活用しました。
ハンズオンしたいところでしたが全量は難しかったため、倍速視聴でとりあえず各サービスのできること、構築の流れを把握するというイメージで進めました。

③アウトプット

一旦解いてみる

AWS Skill builderの公式問題集を使用しました。
アカウントを作成すれば無償で20問解くことができます。
試験イメージ&現時点の理解度を把握するために有効でした。

繰り返し問題演習

動画学習に引き続きUdemyの問題集を使用しました。
65問×3セットありますが、2セットを2周して85%~90%ほど解けるようになった状態で受験しました。
理解度が低い内容については調べつつメモしつつ、隙間時間に見返して知識定着を図りました。

※私は↑使用しましたが、↓もお勧めです。
 日本語教材&問題数も65問×4セット+αと盛りだくさんです。

ハンズオン

AIF学習ではインプット&問題演習メインでしたが、実践的な知識を得るために手を動かすことも重視しました。
インプットにて紹介したUdemyのハンズオンの他、以下も参考に実践しました。
特にSageMaker関連のハンズオンを経験すると関連サービスとあわせて実践的な知識を得ることができると感じました。

+辞書的に書籍使用

よくわからない内容はググるとともに以下も使用して知識補填しました。
(最近はiPhoneのメモ帳にまとめメモすることが多いですが、書籍学習が個人的に好きということもあり。)
関連知識と共に知識の穴を埋めることができました。
AWS Certified Machine Learning - Specialtyの学習でも利用しています。
※BedrockだけでなくAIF試験範囲のサービスを広く網羅しています。

💻試験の様子

AIF学習の流れで効率的に学習できたということもありますが、アソシエイトレベル相応でSAAやSOAより難しいとは感じませんでした。
全問見直しても時間は余ったため焦らずゆっくりと進めても問題ないかと思います。
※どの試験でも言えますが、日本語が怪しい箇所については英語表記に切り替えることもお勧めします。

💎得られたもの

  • AI/MLの基礎知識はあるという状態から、もう一段階深い理解と実践的な知識を得ることができました。
  • 各サービス単体の知識だけでなく、パイプライン全体を意識した知識を得ることができます。

🟢おわりに

実務未経験ながらもAIF⇨MLAと学習して、AI/MLへの知見を深めることができました。
実践的な知識を得るために手を動かす重要性も改めて認識しました。
3月末までに全冠を目指しているので、他認定についても執筆した際にはご覧いただけると幸いです。


ご覧いただきありがとうございました。

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