#プロローグ
Djangoでサクッとローカルwebサイトを作ってみます。
記事の環境
　Window　10
　Django==3.1
　Python 3.7.6

#手順
pythonは導入されている前提です。
とりあえず、pip installでDjangoを導入します。

pip install django

Djangoが導入できたら、構築していきます。

プロジェクトを作成するフォルダでコマンド実行します。
HelloWorldはプロジェクト名です。

django-admin startproject HelloWorld

こんな感じの構成が出来上がりました。

└─HelloWorld
    │  manage.py
    │
    └─HelloWorld
            asgi.py
            settings.py
            urls.py
            wsgi.py
            __init__.py

続いてアプリを作成します。 Goodbyeがアプリ名です。

python manage.py startapp  Goodbye

こんな感じの構成が出来上がりました。

│  manage.py
│
├─Goodbye
│  │  admin.py
│  │  apps.py
│  │  models.py
│  │  tests.py
│  │  views.py
│  │  __init__.py
│  │
│  └─migrations
│          __init__.py
│
└─HelloWorld
    │  asgi.py
    │  settings.py
    │  urls.py
    │  wsgi.py
    │  __init__.py
    │
    └─__pycache__
            settings.cpython-37.pyc
            __init__.cpython-37.pyc

アプリをプロジェクトに認識させます。プロジェクトを管理しているsettings.pyを更新します。アプリ名を「INSTALLED_APPS」配下に追記しました。

INSTALLED_APPS = [
    'django.contrib.admin',
    'django.contrib.auth',
    'django.contrib.contenttypes',
    'django.contrib.sessions',
    'django.contrib.messages',
    'django.contrib.staticfiles',
    'Goodbye',
]

サイトアクセス用のURLを設定しておきます。プロジェクトフォルダにあるurls.pyを更新しました。 pathの第一引数にurlを指定しています。第二引数はアプリ側のurls.pyを参照できるようにincludeを使っています。

from django.contrib import admin
from django.urls import path,include

urlpatterns = [
    path('admin/', admin.site.urls),
    path('goodbye/', include('Goodbye.urls')),
]

アプリ側のurls.pyも更新しておきます。 pathの第一引数はプロジェクト側のurls.pyで指定済みなので、空にします。第二引数はurlへアクセスされたときに呼び出されるviewを指定。第三引数は任意の名前です。

from django.urls import path
from . import views

urlpatterns = [
    path('', views.get_data, name='get_data'),
]

これでアクセスする準備はできました。続いてアクセス画面に表示する内容を簡単に作ります。 renderを使ってリクエストを別出しするhtmlへ渡します。

from django.shortcuts import render

# Create your views here.

def get_data(request):
    if "data" in request.GET:
        param = {'test':request.GET.get("data")}
    return render(request, 'Goodbye/index.html', param)

データを渡すhtmlを作成します。アプリのフォルダにtemplatesフォルダと、その配下にアプリ名のフォルダを作成し、その配下にhtmlを作成しました。 {{変数}}でデータを受け取って表示させます。

<html>
<body>
  <p>{{test}}</p>
</body>
</html>

あとはDjangoに標準搭載されている開発用サーバを起動してアクセスするだけです。渡した変数をパラメータで指定しています。 ![1.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/538462/b5191946-0a13-6c05-cf6d-a54175fa9ecd.png)

#エピローグ
記事を書くのに時間がかかりましたが、表示するだけなら10分程度で完了できました。
お手軽ですね。