Microsoft Ignite 2020で発表になったTeams環境でのPower Appsアプリ作成機能ですが、新しいProject Oakdaleでの環境とCDSとの差がどこにあるのか簡単に調べてみました。
■Power Appsアプリ作成
・Teamsでテーブルを作成して、アプリケーションを作成して共有します。
サンプルで顧客管理アプリを作りました。
・[Teamsに公開]
ボタンから指定のチームのチャンネルを選び共有します。
■環境を調べてみる
・Teams環境は、どこにあるのか?
Teamsには[環境]へのリンクが見当たらなかったので、Power Appsから見てみます。
メニューバー右上の[歯車マーク]
から[管理センター]
へ移動します
・CDS環境と比べると[環境のオープン]
[サンドボックスに変換]
[コピー]
がないのがわかります。(下記はCDS環境のメニューです)
比べてみるとTeams環境ではCDSの「運用」状態で環境が作成されている様です。Oakdale環境ではサンドボックス環境に出来ないと思われるので、データに問題があったときに、一旦アプリを使えない様にする場合、何か手を考えなくてはならないかもしれません。
エラーがててしまいます。
このまま再読み込みすると、きちんとバックアップのタスクはきちんと進んでいて、元通りに戻せたので、私の環境の問題かもしれませんが、機能的には全く問題ありません。
・容量をチェックしてみます。
左メニューから[キャパシティー]
を選ぶと概要には通常のCDS環境が表示されていますが、タブにある[Microsoft Teamsのキャパシティ使用状況]
を選ぶと、Teamsに作成した環境の容量が確認できます。
容量が2GBですが、初期設定時で1GBの容量が使われています。
残り容量の1GBで使えるレコード数の目安はデータインポート機能がないと、ちょっと試せないので、次回のアップデートに期待です。先日の吉田さんのYoutubeでは、レコード数は最大100万行とのことでしたので、かなり使えると期待しています。
個人的には先日、社内アプリを軽い気持ちで、複数テーブルの消去というカスタマイズをしていた際に、誤ってテーブルを全て消す、、、、、という冷や汗ものの💦大失態をしてしまったのですが、CDS環境で運用していましたので、バックアップも取られていて、サンドボックス環境に変換してから、サクッと元に戻せたので、Oakdaleにも同じバックアップがついていないか、とても気になっていたので試してみました。