はじめに
オープンロジでQAをやっているRock-roです。
以前は別部署でヘルプセンターやリリースノートの記事を書いたりもしていました。
パソコンのことはあまりわからないので、文章を書くときに意識していることを記します。
テストケースがカードゲームのテキストっぽい
先日、自身が書いたテストケースをレビューしてもらった時に言われた言葉です。
これは自分がカードゲームのテキストを「わかりやすい文章」として意識的にも無意識的にも参考にしているからだと思われます。
ということで、自分が思うカードゲームのテキストのよいところを記していきます。
カードゲームのテキストのいいところ
短い!
カードは基本的にイラストが半分程度を占め、それに加えてカード名やコスト、パワーなどの様々な情報が記載されるため、能力や効果は限られたスペースに収める必要があります。
ゲーム自体のルールで定義されている表現は省略したりして、必要最低限で理解できる文章にします。
頻出する共通の能力は、ただの言葉の省略ではなく世界観にあった言葉でのキーワード化が行われる点もよいですね。
長い文章は書き手も読み手も辛いので、なるべく短い文章を心がけたいです。
リリースノートを書いていた頃は見出しを読めばどういう機能なのかわかり、本文は補足説明といった感じにしていました。
※カードゲームのテキストの場合はちゃんと最後まで読みましょう。
共通の表現が使われる!
言い回しや何かを示す言葉が共通であることで、読みやすく理解しやすい文章になります。
余計に覚えなくてはならないことを減らし、表記揺れや認識のズレによる混乱を避けられます。
キーワード化も、共通の表現で統一してこそできるものです。
表記や言い回しが統一されていることは、検索をする時にも役立ちます。
ヘルプセンターで画面の説明をする場合であれば、画面に記載されている言葉を正とし、それと同じ言葉で文章を記載していました。
また、表現を統一しておくことで、「引く」と「手札に加える」や「選ぶ」と「対象にする」といった一見同じに見えるものが違う効果であることを示せます。
書いてあることが明確で理解できる!
カードのテキストには「このカードが何をできるのか」が明確に記載されていて、誰が使っても同じ効果を発揮します。
テストケースは誰が読んでも同じ手順で実行され、同じ観点で確認されてほしいので、「カードゲームのテキストっぽいテストケース」を書いていました。
最後に
オープンロジでは最近ポケモンカードが流行っています。