プロキシ環境内からのAWS IoT デバイスへのメッセージ送信

結論

mosquitto コマンドによるMQTTのpublishではなく、curl コマンドでHTTPS POST すればいい。

AWS IoT のデバイスは、Rest API エンドポイントで、MQTTだとポート8883番、 HTTP だと8443番で同じようにメッセージ受信できる。
curl なら、Linux やMac 上で、https_proxy/http_proxy/HTTPS_PROXY/HTTPS_PROXYの環境変数にプロキシサーバの値を設定すれば稼働する。
mosquitto は、これらの環境変数を設定しても動作せず。

方法

以下のように記述する。

ルート証明書ファイル名 < rootCA >
デバイス証明書ファイル名 : < crt >
プライベートキーファイル名 : < private_key >
エンドポイント : < endpoint >
トピック名 : < topic >
デバイス名称 : < device_name >
JSON 形式のメッセージ : < message >

$ mosquitto_pub \
      --cafile <rootCA> --cert <crt> --key <private_key> \
      -h < endpoint > -p 8883 -q 1 -d \
      -t gauge/1 -i <device_name> \
      -m '<message>'

$ curl -D - --tlsv1.2 -X POST \
      --cacert <rootCA> --cert <crt> --key <private_key> \
      "https://<endpoint>:8443/topics/<topic>?qos=1" \
      -d <message>