そもそも Teams WVD Media ってなに?
TeamsをVDI環境で実行するとき、Web会議時に映ってる映像は、RDPの画面遷移で配信される形になるため、非常に大きな帯域を使用してしまうし、何よりカクカク。
いやほんとに馬鹿にならないレベルの帯域使うから正直現実的じゃない。
あと、逆にこちら側のカメラ映像をTeamsに渡す時も、USBのデータをそのまま渡してたら、それはそれでかなりの帯域を使っちゃうもんだから、そもそも使用できないって感じになっている。
なので、そういったTeamsで使用する音声や映像データは、RDPとは異なるプロトコル、コーデック技術を使って、少ない帯域で高品質な映像音声をリアルタイムに送受信が可能となる機能が
「Teams WVD Media」です。
詳しい話はこちらをご参照あれ。
Microsoft Teams on WVD を試す!
実際に試してみたところ・・・
ちょうどうちもWVD環境を作ることになり、今絶賛検証中なんだけど、このTeams WVD Media、接続元の端末によって使えたり使えなかったりすることが分かった。
端末別実証 (2020年8月現在)
端末名 | 搭載OS | CPU | ブラウザ | 専用クライアント |
---|---|---|---|---|
ゲーミングマシン | Windows 10 | Core i7 | × | 〇 |
VAIO | Windows 10 | Core i5 | × | 〇 |
OneMix2S | Windows 10 | Core m3 | × | 〇 |
Surface Go | Windows 10 | Pentium | × | 〇 |
Macbook 2017 | MacOSX 10.15 | Core m5 | × | × |
iPad 2019 | iPad OS 14 | A10 | × | × |
基本的に、Windows 10の専用クライアントからじゃないと動作しない模様ですね。
引き続き検証を続けていきまーす!