Azure ストレージとは?
Azureで使用できる汎用データ格納サービスです。
以下の機能を持っています。
BLOB
REST APIでデータを表示したり更新したり削除したりできます。
PowerAppsだとAzure Blob Storageというコネクタが該当します。
基本的にここに格納した画像や音声データを参照したり
逆にPowerAppsで取得した画像や音声データを保存したりできます。
録音したデータをBlobに上げて
— りなたむ@steed400 (@R_t_A_n_M) 2019年1月31日
そのデータを取得して再生することもできたぞ!#PowerApps #Azure #Blob#Recording pic.twitter.com/mQNZmFehJ7
#PowerApps でボイスレコーダーを作ったぞ!
— りなたむ@steed400 (@R_t_A_n_M) 2019年1月31日
I made voice recorder using powerapps!! pic.twitter.com/vEJcZ5S0Xg
ファイル
標準のファイル共有サービス(SMB)で接続するためのサービスです。
Windowsのエクスプローラーにてネットワークドライブとしてマウントすることも可能です。
PowerAppsだとAzure File Storageというコネクタが該当します。
ここにおいているExcelファイルを参照してデータソースとして利用できるようです。
テーブル
簡易的なテーブルとしてデータを管理できるサービスです。
PowerAppsでは標準のコネクタでは使用できないようです。
別途FlowなどでAPIを投げることで使用できると思います。
※試していない。
キュー
アプリケーション間でデータをやりとりできるメッセージングサービスを提供します。
詳しくはこちらをご参照ください。
くらう道-Azure キュー ストレージ とは?
PowerApps ではAzure キューというコネクタのようです。
メッセージキューをやり取りすることで、こんな風にアプリ間連携も可能です。
#PowerApps 間のデータやり取り#Azure Queueストレージという選択肢もありますねぇ pic.twitter.com/m019keVzwh
— りなたむ@steed400 (@R_t_A_n_M) 2019年2月21日
まとめ
というわけで、PowerAppsで使えるAzure ストレージの種類をまとめてみました。
今回の調査結果を踏まえて
- BLOBはメディアのデータソースに
- ファイルはExcelベースのTableデータソースに
- キューは即応性の高いアプリ間データ連携として
それぞれお使いいただけるのかなと思いました。
みなさんの作るアプリでデータの取り扱いも変わってくるかと思います。
この記事で、データソースの選択の助けになれば幸いです。