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Azure Storage の機能がPowerAppsではどう使えるのか調べてみた

Last updated at Posted at 2019-02-21

Azure ストレージとは?

Azureで使用できる汎用データ格納サービスです。
以下の機能を持っています。

BLOB

REST APIでデータを表示したり更新したり削除したりできます。
PowerAppsだとAzure Blob Storageというコネクタが該当します。

基本的にここに格納した画像や音声データを参照したり
逆にPowerAppsで取得した画像や音声データを保存したりできます。

ファイル

標準のファイル共有サービス(SMB)で接続するためのサービスです。
Windowsのエクスプローラーにてネットワークドライブとしてマウントすることも可能です。
PowerAppsだとAzure File Storageというコネクタが該当します。

ここにおいているExcelファイルを参照してデータソースとして利用できるようです。

テーブル

簡易的なテーブルとしてデータを管理できるサービスです。
PowerAppsでは標準のコネクタでは使用できないようです。
別途FlowなどでAPIを投げることで使用できると思います。
※試していない。

キュー

アプリケーション間でデータをやりとりできるメッセージングサービスを提供します。
詳しくはこちらをご参照ください。
くらう道-Azure キュー ストレージ とは?

PowerApps ではAzure キューというコネクタのようです。

メッセージキューをやり取りすることで、こんな風にアプリ間連携も可能です。


まとめ

というわけで、PowerAppsで使えるAzure ストレージの種類をまとめてみました。

今回の調査結果を踏まえて

  • BLOBはメディアのデータソースに
  • ファイルはExcelベースのTableデータソースに
  • キューは即応性の高いアプリ間データ連携として

それぞれお使いいただけるのかなと思いました。

みなさんの作るアプリでデータの取り扱いも変わってくるかと思います。
この記事で、データソースの選択の助けになれば幸いです。

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