個人的なWSL上でのUbuntu設定

概要

最近WSLを使っています。環境をリセットする機会も多いので、構築手順をまとめました。

Windows側のPATHを読み込まないようにする

Windows側の環境変数を読み込む設定の場合、Shellの応答性が極端に低くなる（1行1行表示するたびに時間がかかる）ようになります。/etc/wsl.confを設置し、Windows側のPATH読み込みを無効にします。この設定の副作用として、explorer.exeなどを使う場合、絶対パスで指定する必要が出てきてしまうので、これはaliasを作ることで対処します。

/etc/wsl.conf

[boot]
systemd=true
[interop]
appendWindowsPath=false

以下のエイリアスを設定。

alias e.='/mnt/c/WINDOWS/explorer.exe .'
alias code="/mnt/c/Users/***/AppData/Local/Programs/Microsoft\ VS\ Code/bin/code"
alias powershell.exe="/mnt/c/WINDOWS/System32/WindowsPowerShell/*/powershell.exe"
alias cmd.exe="/mnt/c/WINDOWS/system32/cmd.exe"
alias clip.exe="/c/WINDOWS/system32/clip.exe"

以上です。