Intel Edison自身にGPIOが多数用意されていますが、今回の記事では、Edisonをセンサーノードのハブとして利用する方法を紹介します。
材料
- Intel Edison with Mini Breakout Kit
- TOCOS TWE-Lite(SMD/ワイヤアンテナ#7(ハテナ型))
- I2C 3軸加速度センサモジュール(AE-LIS3DH)
- コイン電池(CR2032)
- コイン電池ホルダー
- フリスクもどきの空ケース
- エナメル線(ポリウレタン銅線)細めのもの少々
- 半田少々
始めは、J16にOTG用ケーブル⇔USBシリアル変換(AE-FT231X)⇔TWE-Liteというふうに接続していました。この場合、接続されたTWE-Liteは、Linux上の/dev/ttyGS0に対応します。
ただ、この方法ですとTWE-Liteなどをフリスクもどきの空ケース内に内蔵できないため、J17~J20のピンとTWE-Liteをレベル変換回路(FXMA108)を経由してUSBを介さずに接続する方法に変更しました。この場合、接続されたTWE-Liteは、Linux上の/dev/ttyMFD0に対応します。
なお、TWE-Liteは親機、子機、それぞれ用のファームウェアをあらかじめ書き込んでおきます。また、子機については、センサーモードの設定も変更しておきます。
配線
センサーハブ
Edison | FXMA108 | TWE-Lite(親機) |
---|---|---|
J19-2:1.8V OUT | VCCA | |
J20-2:3.3V OUT | VCCB | 5:VCC |
J19-3:Ground | GND,OE | 20:GND |
J18-13:UART1_RX | A0 | |
B0 | 8:UART-TX | |
J19-8:UART1_TX | A1 | |
B1 | 9:UART-RX |
センサーノード
TWE-Lite(子機) | AE-LIS3DH | 電池(CR2032) |
---|---|---|
5:VCC | 1:VDD | (+) |
20:GND | 2:GND | (-) |
14:I2C-SCL | 3:SCL | |
17:I2C-SDA | 4:SDA | |
※AE-LIS3DHは、I2Cモードにするため、半田ジャンパーA,B,Cはハンダ付けする |