NodeJSで開発したアプリケーションを運用するために
CentOSに最新版(またはLTS)のNodeJSをインストールする手順です
パッケージマネージャyum
を使ってインストールしたいところですが
EPELリポジトリで提供されているnodejsは
バージョンが古めのLTS v6.xとなっています
※v6.xは2019年4月にサポート終了(EOL)予定となっています
そこでNodeJS公式サイトでも案内されている
NodeSourceのリポジトリを追加してyumインストールします
yumのリポジトリを追加
ここに記載されている1行のコマンドを実行します
最新版v11.xをインストールする場合
$ curl -sL https://rpm.nodesource.com/setup_11.x | bash -
※異なるメジャーバージョンのNodeJSをインストールする場合は上記コマンドのURLの数字部分が変わる
私の環境ではこのシェルスクリプトを使ったインストール方法では
エラーとなりうまくいかなかったので
シェルスクリプト実行時に出力されていたURLから
直接rpmをインストールしました
$ sudo yum install https://rpm.nodesource.com/pub_11.x/el/7/x86_64/nodesource-release-el7-1.noarch.rpm
$ ls -1 /etc/yum.repos.d
CentOS-Base.repo
CentOS-CR.repo
CentOS-Debuginfo.repo
CentOS-Media.repo
CentOS-Sources.repo
CentOS-Vault.repo
CentOS-fasttrack.repo
epel-testing.repo
epel.repo
nodesource-el7.repo ←←←追加されています
NodeJSのインストール
yumでNodeJSをインストール
$ sudo yum install nodejs -y
$ node -v
v11.12.0
npmを最新版にする
$ sudo npm update -g npm
※グローバルにインストール/アップデート/削除する場合はsudoで実行します
$ npm -v
6.9.0
パッケージをグローバルインストールする
npm代替のパッケージマネージャとして人気のYarnをインストールする場合
$ sudo npm install -g yarn
$ which yarn
/usr/bin/yarn
Global install (yarn)
$ sudo yarn global add (パッケージ名)
例として、人気のNodeJSプロセスマネージャPM2をインストールしてみます
$ sudo yarn global add pm2
$ which pm2
/usr/local/bin/pm2
※yarn global addでインストールしたコマンドは/usr/local/binにインストールされました