Google I/O 2017の「Android Go」のセッションメモです。
KeynoteのAndroid Go関連の発表も含んでます。
Android Goの特徴
- メモリ512MB以下
- 端末が$100以下
- Android OをカスタマイズしたOSが載っている
- 多言語対応
- バックグラウンド制限がある
なぜAndroid Goを作ったか
- 次の10億人のユーザーのため
- Android Oneが価格上昇や高スペック化が進んでしまったため
Android Goに最適化されたアプリの特徴
- 10MB以下
- オフライン動作対応
- 小さい画面サイズ対応
Goに最適化されたアプリの紹介
- YouTube Go
- P2Pで動画受け渡しできる
- プレビュー機能
- 画質選択機能
- 動画ダウンロード機能
- Chrome
- Data Saverがデフォルトで有効
- Play Store
- Android Go端末に最適化されたアプリが最初に表示されてる
- Facebook Lite
- Skype Liteなど
- Android Go端末に最適化されたアプリが最初に表示されてる
他
- 今後リリースするAndroid OSはAndroid Go用にカスタマイズしたOSもリリースする予定
- 新興国のユーザーはデータ通信量が限られているのでバックグラウンド通信しすぎるアプリは嫌われて削除される
- Eventually connected
- 接続しているネットワーク毎に挙動を最適化
- テキストファースト
- 使いやすいオフライン体験
- バックグラウンド制限
- Save RAM
- ServiceとBroadcastsの制限
- アプリ起動処理削減
- Save Battery
- 位置情報とWiFiのスキャン制限
- Save RAM
スライド抜粋
2020年ではまだ10億人以上のユーザーが2Gネットワークに接続している。
Android Studio の Memory Monitorでメモリ制限して検証できる。
補足
他のセッションでAndroid Oでは位置情報取得は1時間に2回までに制限されていると言ってました。
リンク
- セッションの動画: [Android Go (Google I/O '17) - YouTube]
(https://www.youtube.com/watch?v=CHKfKChZSE0)