株式会社じげんの李です、
AWS RDS for MySQLのインスタンスタイプM3、R3については、2023年4月30日までがサポート期限となってます。
そのため、本番環境でRDSインスタンスタイプはdb.m5
へアップグレードしました、その手順とログを紹介していきます。
概要
- 前期調査
- 料金変更について
- 作業時間について
- 実行ログ
- RDSのスケールアップする
- フェイルオーバーで再起動する
- 参考資料
前期調査その1---料金
今回、DBインスタンスをdb.m3.large
からdb.m5.large
へ変更しました、比較表は下記です。
m5へ変更後料金増えてないのは楽です。
- Amazon RDS の料金により抜粋
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アジアパシフィック (東京)リージョン
、Multi-AZ
利用時の730時間分のオンデマンド料金 - AWS 料金見積りツールを使う
インスタンスクラス | vCPU | ECU | Memory(GiB) | 最大帯域幅(Mbps) | ネットワークパフォーマンス | 月額料金(USD) |
---|---|---|---|---|---|---|
db.m5.large | 2 | 10 | 8 | Up to 2,120 | Up to 10 Gigabit | 343.10 |
db.m3.large | 2 | 6.5 | 7.5 | — | Moderate | 350.40 |
前期調査その2---実行時間計測する
ダウンタイムに基づいてメンテナンスモードと時間を考えられなければなりません、シャットダウンを最小限にするため、本番環境は必ずMulti-AZ
にすると考えられるので、Multi-AZ
のみを調査しました。
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結論:テスト環境で実施結果と別の記事参考のによると、「5分弱のシャットダウンでRDSスケールアップできる」と言っても問題なさそう。
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参考:
実行ログその1-- RDSのスケールアップ
- RDSをMulti−AZ有効に確認する:データベース→設定→マルチAZ:あり
- DBインスタンスのクラス変更する:
db.m3.large
からdb.m5.large
へ変更→すぐに適用
- ダウンタイムを見守り: データベース→ログとイベント→最近のイベントでダウンタイムを見守ります
DB instance shutdown
からMulti-AZ instance failover completed
まで、1分04秒、早いでしょう
ステータス偏移は下記のようなのでした。
変更中→Configuring-enhanced-monitoring→バックアップ中→変更中→利用可能
実行ログその2-- フェイルオーバーで再起動する
パフォーマンス向上のため、再起動する必要があリます。
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ダウンタイムを見守り:
Multi-AZ instance failover started
からcompleted
まで45秒で完了しました。
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最後:最deployとサービスの動作確認する、 done!
参考資料