##最初に結論
- Octave-app.orgからダウンロードしてもbrew installしてもOSアプデしてもGUIが起動できなかった
- User/ユーザー名/.configにoctaveフォルダを新規作成してあげたら起動できた
##何でつまづいたのか
今までCourseraのMachine Learningの授業をWindows10/OctaveGUIで受講していたのだが、事情により途中からMacに切り替えることになった。
そこで、Octaveの最新バージョン（安定版）である6.2.0のdmgファイルをダウンロードして起動しようとしたのだが、control+右クリックで開くをクリックしても、アイコンをダブルクリックしても起動しなかった。
正確に言うと、初回起動時のウィザードは開くことができるのだが「次へ」ボタンをクリックして起動に進もうとしても直後にOctaveGUIが落ちてしまう状態だった。この時点でターミナルからは起動ができて演算も問題なしという状況である。
6.3.0(ベータ)やかなり古い4.xあたりを試すも起動できず。
Homebrewを使ったインスールも試してみたところ、以下のエラーが出た
Warning: You are using macOS 10.12.
We (and Apple) do not provide support for this old version.
You will encounter build failures with some formulae.
Please create pull requests instead of asking for help on Homebrew\'s GitHub,
Twitter or any other official channels. You are responsible for resolving
any issues you experience while you are running this
old version.
qt@5: A full installation of Xcode.app is required to compile
this software. Installing just the Command Line Tools is not sufficient.
Xcode can be installed from the App Store.
Error: An unsatisfied requirement failed this build.
Xcode.Appが必要らしい。
早速Appstoreで入手しようとするも、OSのバージョンが古いため最新バージョンはインストールできない。ここから旧バージョンを入手
>Error: Failed to download resource \"flac\"
Download failed: Homebrew-installed \`curl\` is not installed for: https://downloads.xiph.org/releases/flac/flac-1.3.3.tar.xz
(base) xxxx:~ xxxx$ brew install octave
Warning: You are using macOS 10.12.
We (and Apple) do not provide support for this old version.
You will encounter build failures with some formulae.
Please create pull requests instead of asking for help on Homebrew\'s GitHub,
Twitter or any other official channels. You are responsible for resolving
any issues you experience while you are running this
old version.
curlをインストールせよとの警告に従い、brew install curlコマンドを実行
これがバカ重い、かなり時間かかるので放置
OSをアップデートしてみる
ずいぶん古いバージョンのmacOSを使用していたので、今更だが最新のBig Sur11.5.2にアプデしてみた。
その上で上記手順を繰り返すも進展なし。
.configフォルダ内にoctaveフォルダを作成したら起動できた
初回起動時のメッセージで.config内にこんなファイル作るで〜と言っているのだが、実際に当該ディレクトリを見に行ってみると.config内は空っぽであった。もしや、と思いここに手動で新規フォルダを作成し名前をoctaveとして保存。
アプリケーションを開き、octave(GUI)のアイコンをcontrol+右クリックで開く、初回メッセージを「次へ」連打で飛ばすと無事GUIを起動できた
##反省
OSのアプデを最初に検討していれば、インストーラをダウンロードした時点でインストールに成功したかもしれない・・・
初回起動時にconfigフォルダ内に設定ファイルが自動的に作られなかったのも、結局原因は特定できなかった。
homebrewやbashについて勉強になったのでヨシ、ということにしておきたい。