0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

MIRACLE LINUX 8.4をAWSでセットアップする

Last updated at Posted at 2021-12-27

MIRACLE LINUX 8.4が無償化されてだいぶ経ちましたが、先日AWS用のAMIイメージが出てきましたので、セットアップ方法を簡単に説明してみます。

2月2日 追伸1:パーティションが自動で拡張しない仕様(?)は改善されたようなので、今はpartedを使う必要は無いようです。
2月2日 追伸2:firewalldが止まってないため、外との通信ポートを開けるには、マネジメントコンソールだけでなくfirewalldも操作するか止める必要があります。

  • リージョンをアジアパシフィック(東京)、ap-northeast-1 に切り替えます。
    北米リージョンなどではAMIを選択できません。

  • マネージメントコンソールから「仮想マシンの起動」を選択
    ml-aws-1.png

  • インスタンスウィザード ステップ 1: Amazon マシンイメージ (AMI) で MIRACLE で検索
    ml-aws-2.png
    AWS Marketplaceの1件の結果をクリックします。

  • MIRACLE LINUX 8.4 が出てくるので選択
    ml-aws-3.png
    出てこない場合、対応してないリージョンを選択していることがあります。

  • 料金表が出てくるので continue を選択
    ml-aws-4.png

  • ステップ 2: インスタンスタイプの選択 で適当なインスタンスを選択します。
    ml-aws-5.png
    t2.medium以上のインスタンスが推奨されてます。起動してみるだけならt2.microでもOKですが、普通に使うにはメモリが足りずSwapの設定が必要だと思われます。
    選択したら、「次のステップ:インスタンス詳細の設定」に進んでください。

  • ステップ 3: インスタンスの詳細の設定
    ステップ 3については、必ず弄らなければならないところはありません。次のステップに進みます。

  • ステップ 4: ストレージの追加
    標準では4GiBしか用意されていないので、サイズを拡張します。そのままだとソフトウェアのアップグレードすら動きませんので。
    ml-aws-7.png
    サイズを拡張したら、次のステップに進みます。

  • ステップ 5: タグの追加
    適当なタグをつけておくことをお勧めします。
    ml-aws-8.png

  • ステップ 6: セキュリティグループの設定
    セキュリティグループ名が分かりづらいので弄りました。
    ml-aws-9.png

  • ステップ 7: インスタンス作成の確認
    起動をクリックします。
    ml-aws-a.png

  • キーペアの設定
    画面の説明を読んで、キーペアの設定をします。
    ml-aws-b.png
    キーペアのダウンロードを行うと、インスタンスの作成が選択できるようになるので、クリックします。

  • 作成ステータス画面からダッシュボード画面に切り替え
    サブスクリプションに時間がかかっています、と出ますがそのころにちょうど裏では終わってます。(AWSに紐づけたメールボックスにメールが届いていると思います。)
    ml-aws-c.png
    ダッシュボードに切り替えると次のように起動しています。
    ml-aws-d.png

  • ログイン
    先ほど作成したpemファイルを使って、SSHログインします。ユーザー名はec2-userです。Windowsからの場合はputtyなどを使います。(pemファイルをputtyで使えるppkに変換するなどの措置が必要です。)
    ml-aws-e.png

  • ディスクの拡張
    MIRACLE LINUXのイメージは自動的にストレージの最大サイズまで拡張しませんので、partedで拡張します。
    ml-aws-f.png
    Diskサイズを確認して最大値を入力します。
    ml-aws-g.png

  • タイムゾーンの変更後、再起動
    dfの値が正しくないので、再起動しておきます。その前にタイムゾーンをAsia/Tokyoにしておくとなお良いと思います。(代わりにresize2fsを実行してもOKです。)
    ml-aws-h.png

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?