はじめに
Red Hat OpenShift Service on AWS(ROSA)のデフォルト構成はどうなってるんだっけ、ということで確認したときの結果を書いておきます。今回はネットワーク構成について。
PodやServiceのIPの範囲の確認です。
ROSAクラスター構成
以下のクラスター構成での情報です。
・STSモード
・AWS PrivateLink cluster
・マルチゾーン
バージョン情報
$ oc version
Client Version: 4.10.4
Server Version: 4.10.20
Kubernetes Version: v1.23.5+3afdacb
クラスターネットワーク構成確認結果
コマンドでの確認結果は以下の通りです。
$ oc get network.config/cluster -o yaml
apiVersion: config.openshift.io/v1
kind: Network
metadata:
creationTimestamp: "2022-07-12T06:47:58Z"
generation: 2
name: cluster
resourceVersion: "3067"
uid: 241fa832-535d-4740-92e4-260d0422b696
spec:
clusterNetwork:
- cidr: 10.128.0.0/14
hostPrefix: 23
externalIP:
policy: {}
networkType: OpenShiftSDN
serviceNetwork:
- 172.30.0.0/16
status:
clusterNetwork:
- cidr: 10.128.0.0/14
hostPrefix: 23
clusterNetworkMTU: 8951
networkType: OpenShiftSDN
serviceNetwork:
- 172.30.0.0/16
ということで、Cluster Network、Service Network以下の通り。
Cluster Network:10.128.0.0/14
Service Networl:172.30.0.0/16
HostPrefix:23
→512ノードまでOKとなるが、実際には180が最大
参考
せっかくなので、公式マニュアルも確認しておく。
CIDR range definitions こちらを見ると、Service、Pod、Hostの他Machine CIDRも確認できる。
ROSAクラスター外のリソースとCIDRを分ける場合は、インストール時に各CIDRブロックを変更することもできる(参考)。