はじめに
VSCodeから導入する日本語の記事が見つけられなかったため、メモ書き程度に書きます。Windows11向けで、ESP32-DevKitC-32E ESP32-WROOM-32E開発ボード 4MB 利用です。
導入方法
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VSCodeを導入する
- https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code から任意のものを導入し、実行する
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VSCodeのExtensionからEspressif IDFを導入する。ぼくは v1.6.4を導入しました。
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IDFの本体を導入する。
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VSCodeのmenu "View" - "Command Palette" をクリック。[configure esp-idf extension]と入力。 ESP-IDF: Configure ESP-IDF extensionを選択。
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Expressをクリック。Select ESP-IDF versoinに最新のものを選択。ぼくはv5.1(release version)を導入しました。
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ひたすら待つ。1G Byte以上あります。でかい。
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UARTドライバを導入する。
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任意のプロジェクトを作成する
サンプルプロジェクトを起動する場合は以下に従う- VSCodeのmenu "View" - "Command Palette" をクリック。[welcome]と入力。 ESP-IDF: Welcomeを選択。
- Quick AcctionのShow Exampleをクリック。Use current ESP-IDFを選択。
- 例えばhello_worldをクリック。別のものでもよい。Create project using example ...をクリック。
- 任意のフォルダを選択。選択したフォルダの下にhello_worldというフォルダが作成される。
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COM3から焼けるようにする
ぼくの環境ではUARTドライバを導入するとそれはCOM3に割り当てられました。一方で、IDFのデフォルトではCOM1をROM焼きやターミナルの表示などで利用します。なので、IDFのデフォルトをCOM3に変更します。- EXPRORERタブから.vscode\setting.jsonを選択する。
- 以下の行を追加する。
"idf.portWin": "COM3"
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ビルド、実行
- タスクバーのESP-IDF Select flash methodをクリック。UARTを選択。
- タスクバーのBuild, Flash and Monitorをクリック。
- 楽しむ
おわりに
WLSいらないじゃん!!!!!!すいませんでした!!!!!!
tips
- ESP-IDFのA2DP_SINK sampleでI2SにPCM5102Aを接続している場合、音が割れる
bt_app_av.c中のI2S_STD_MSB_SLOT_DEFAULT_CONFIGをI2S_STD_PHILIPS_SLOT_DEFAULT_CONFIGに置き換えると音割れが直った。よくわからないでやっています。たぶんI2Sのフォーマットの微妙な違いに対応しているんだと思う。多分。
メモ
- WSL2 - Ubuntu 22.04.2 LTSを導入する
- WSL2を有効にする
- Windowsのタスクバーにある検索に「Windows の機能の有効化または無効化」と入力し、最も一致する検索結果をクリックする。「Linux用Windowsサブシステム」と「仮想マシンプラットフォーム」にチェックを入れOKボタンを押す。再起動。
- Ubuntu 22.04.2 LTSを導入する
- Windows Terminalを開いて次のコマンドを入力
PS > wsl --update PS > wsl --install -d Ubuntu-22.04 (ユーザーネームとパスワードを入力する)
- WSL2を有効にする
- VSCodeを導入する
- https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code から任意のものを導入し、実行する
- WSL用のextensionを導入するか聞かれるので、Installをクリックして導入する。VSCodeを閉じる。
- wslのターミナルから以下を実行してVS Code Serverを導入する
$ Code