はじめ
方向性
ブロックチェーンの超初心者が技術を追っていきます。
最初の方は、ほとんどWikipedia博士やGoogle大先生に聞いたほうが良いかもしれないですね。
基本的には特定通貨に偏りの無い様にしていきますが、今回はBitcoinに焦点を当てます。
できるだけ、通貨名称やサービス名とブロックチェーン自体の技術は分けて考えていけたらと思います。
メモ
・価値の保有と輸送がbitcoinという名の通貨単位で行われる
・ユーザー間の通信は主に「Bitcoinプロトコル」
・物理的なコインは存在せず、デジタルコイン自体は存在しない。
コインは「送信者から受信者へある一定量の額面を移動させる」という取引(トランザクション)の中で示されるもの。
・bitcoinの総発行量は2100万bitcoinを超えないように規定。
bitcoinの流通数は予想可能で2140年に2100万に到達するカーブを描く。
長期的にbitcoinの発行レートが減少していくため、bitcoin通貨はデフレーション傾向。
・予期された通貨発行レートよりも多く通貨が"発行"されることがないため、
インフレーション状態になることはない。
・Bitcoinはプロトコル名/ネットワーク名/分散コンピューティングのイノベーションの名称。
・通貨としてのbitcoinはこのイノベーションの最初の応用
・Bitcoinを通貨のインターネット、つまり分散コンピューティングによって価値やデジタル資産の所有権のセキュアなやりとりを行うためのネットワーク基盤
・紙幣の発行者は、紙製造技術と印刷技術をより高度にすることで偽造問題に対処。
物理的なお金は、同じものが2か所に存在することもないため二重支払問題と
・二重支払問題
2回同じコインを使って支払いをすること
・1980年代後半に暗号技術の理解が進みより広く利用されるようになった際、多くの研究者が暗号技術を
利用したデジタル通貨の開発を試みた。これらの初期のデジタル通貨プロジェクトは国の通貨やゴ
ールドのような貴金属を裏付けにデジタルマネーが発行される
・初期のデジタル通貨は機能したもが中央管理されたものであり、政府やハッカー達に容易に攻撃された。
これらの通貨は伝統的な銀行システムと同様に、中央手形交換所を導入し定期的に取引を決済する仕組み。
このような黎明期のデジタル通貨は、政府による訴訟の末ほとんどの場合で廃止。
• 分散化されたpeer-to-peerネットワーク(Bitcoinプロトコル)
• 公開取引元帳(ブロックチェーン)
• 数学的かつ決定論的な通貨発行(分散マイニング)
• 分散取引検証システム(トランザクションscript)
・moneyやハッシュキャッシュといった先行の発明を組み合わせることで、完全に分散され、いかなる中央機
関を持たずに取引の合意と検証を行える電子通貨システム
・最も重要なイノベーションは、
分散ネットワークの中で取引状態の合意を形成するために10分毎にグローバルな"選出"を実行していく"Proof of Work"と呼ばれる分散計算システムを取り入れたこと
これにより、これまで中央手形交換所を通じて決済する方法でしか解決できなかった、
一つのお金を2か所で使用するというデジタル通貨の弱点である二重支払問題が巧みに解決。
・フルクライアント、軽量クライアント、ウェブクライアント
- フルクライアント/フルノード
全てのユーザの全ての取引を保持。ユーザのウォレットの管理も行う。
フルノードだけでBitcoinネットワーク上のトランザクションを直接開始可能。
スタンドアロン。
- 軽量クライアント
ユーザのウォレットの管理。
ネットワークへのアクセスは他のサーバを介して行う。
全トランザクションは保持しない。正当性の認証はサーバーを信用し、それに依存。
クライアント。
- webクライアント
ウォレットにアクセス可能なクライアント。