概要
- vagrantはデフォルトで、下記のディレクトリが共有される
- ホストOS : Vagrantfileが配置されてるディレクトリ
- ゲストOS :
/vagrant/
- これを変えてみたい
- 例えば、デザイナーさんにちょっとしたデザインの仕事をお願いするような場合
- いちいちコンソールで、作業してもらうとか面倒ですよね。
- ちゃちゃっとvagrantで仮想環境つくって、自分のMac上でファイル作って、それがブラウザ上で確認できればOKです。
- そんな時、この共有フォルダの設定を変えて実現出来ないか、という話です。
方法
Vagrantfileに1行追加するだけでOKです。
config.vm.synced_folder ".", "/var/www/html/"
これで、ホストOSの方のカレントディレクトリ(Vagrantfileを配置しているディレクトリ)と、ゲストOS上の/var/www/html/
を共有出来るようになります。
デザイナーさんは、Mac上で、htmlファイルやcss,js,imgなどこのファイルに配置すれば自動的にブラウザで動作確認が出来るようになります。
超便利ですね。
補足
vagrantでは、ホストOSからゲストOSへの共有は可能ですが、
逆(ゲストOSからホストOS)の共有は出来ません。
あまりないケースかもしれませんが、もしもゲストOS > ホストOSへもファイルを共有したい等がある場合は、
私が以前書いた下記を参考にしてください。