#Ansibleでよく使いそうなモジュール
##yum
yumパッケージのインストール、アンイストールを実行
よく使いそうなパラメータ
name,state
パラメータ | 選択肢 | 内容 |
---|---|---|
name(必須) | サービス名の指定 | |
state | present installed latest removed |
present or installed:インストール latest:アップデート removed:削除 |
#Apacheのインストール
- yum:
name=httpd
state=installed
#Apacheのアンインストール
- yum:
name=httpd
state=absent
詳しくは
yumドキュメント
##service
サービスの起動、停止、再起動を行う。OS起動時の設定を行う
よく使いそうなパラメータ
name,state,enabled
パラメータ | 選択肢 | 内容 |
---|---|---|
name(必須) | サービス名の指定 | |
state | started stopped restarted |
started:既にstartしていれば実行しない stopped:既にstopしていれば実行しない restarted:必ず実行する |
enable | yes no |
yes:OS起動時自動実行させる no:OS起動時自動実行させない |
#Apacheのインストール
- service:
name=httpd
state=started
enabele=yes
詳しくは
serviceドキュメント
##command
コマンドの実行
よく使いそうなパラメータ
実行コマンド,chdir,creates
パラメータ | 選択肢 | 内容 |
---|---|---|
実行コマンド(必須) | ||
chdir | コマンド実行前に指定ディレクトリに移動 | |
creates | ディレクトリの作成。既に存在する場合はスキップされる |
パイプやリデイレクトが使えないためshellを使うことの方が多そうです(あまり推奨されていませんが)
詳しくは
commandドキュメント
##shell
shellの実行
よく使いそうなパラメータ
実行コマンド,chdir,creates
パラメータ | 選択肢 | 内容 |
---|---|---|
実行コマンド(必須) | ||
chdir | コマンド実行前に指定ディレクトリに移動 | |
creates | ディレクトリの作成。既に存在する場合はスキップされる |
- shell: somescript.sh >> somelog.txt
args:
chdir: somedir/
somedirに移動してsomescript.shを実行した内容をsomelog.txtに出力
詳しくは
shellドキュメント
##copy
ファイルやディレクトリのコピー
よく使いそうなパラメータ
src,dest
パラメータ | 選択肢 | 内容 |
---|---|---|
src | サーバ上にコピーするファイルのローカルパスを指定 | |
dest(必須) | 配布先のパスを絶対パスで指定。srcがディレクトリならdestもディレクトリである必要あり |
- copy:
src=/srv/myfiles/foo.conf dest=/etc/foo.conf
詳しくは
copyドキュメント
##template
ファイルのコピーが行える(IPアドレスで変数展開するような場合に使用することが多い)
よく使いそうなパラメータ
src,dest
パラメータ | 選択肢 | 内容 |
---|---|---|
src | サーバ上にコピーするファイルのローカルパスを指定 | |
dest(必須) | 配布先のパスを絶対パスで指定 |
IPアドレスなどで変数展開するようなファイルはcopyではなくtemplateを使います
詳しくは
templateドキュメント
##file
ファイル、ディレクトリ、リンクの作成、削除
よく使いそうなパラメータ
path,state
パラメータ | 選択肢 | 内容 |
---|---|---|
path(必須) | 対象のファイル、ディレクトリを指定(dest,nameでも可) | |
state | file link directory hard touch absent |
file:ファイルの指定 link:シンボリックリンクの指定 directory:ディレクトリの指定 hard:ハードリンクの指定 touch:指定したファイルがなければ作成 absent:指定したファイル、ディレクトリ、リンクの削除 |
詳しくは
fileドキュメント