GCPって

サービスの分類

おおまかにはこんな感じ。（一部省略してます）
※2019年8月末時点のもの。
※α版、β版を含む。
https://cloud.google.com/products/?hl=ja よりいろいろ引用してます。

分類	サービス例
AIと機械学習	AutoML,Vision AI,Cloud TPU...
API管理	Apigee Sense,Cloud Healthcare API...
コンピューティング	Compute Engine,App Engine,Cloud Functions...
データ分析	BigQuery,Cloud Composer,Cloud Dataflow...
データベース	Cloud SQL,Cloud Bigtable,Cloud Spanner...
デベロッパーツール	Container Registry,Cloud Build...
ハイブリットとマルチクラウド	Anthos,GKE On-Prem...
IoT	Cloud IoT Core,Edge TPU
管理ツール	Stackdriver,Monitoring,Private Catalog...
メデイアとゲーム	Zync Render,Anvato...
移行	Cloud Data Transfer,Transfer Application...
ネットワーキング	Virtual Private Cloud,Cloud DNS,Cloud NAT...
セキュリティ	Cloud Security Scanner,Cloud IAM,Cloud HSM...
ストレージ	Cloud Storage,Cloud Firestore...

サービスをもう少し深く見てみる

API管理

Apigee Edge

優れた可視性、管理性で API を設計、保護、分析、スケーリングできるAPI管理プラットフォーム。

<できることと特徴>

APIを設計する
- すぐに使える構成可能なポリシー
- 統合された OpenAPI エディタと仕様リポジトリ
- API プロキシエディタ
- RESTful API のサポート
APIを保護する
- クライアント認証
- フェデレーション ID
- 脅威保護ポリシー
- 安全なシステム統合
APIを公開する
- 安全な API プロダクトを作成する
- 管理ポリシー
- API をドキュメント化する
- デベロッパーとアプリを登録する
APIを分析する
APIをモニタリングする
- 統合モニタリング
- 制度の高い診断
- コンテキスト分析情報
APIを収益化する
- トランザクションポリシー
- 詳細なレポート
- 管理 UI および API
- 収益モデルと料金プラン
デベロッパーポータル
- インタラクティブなドキュメント
- APIキーの検証
- 分析
マイクロサービスを管理する
- マイクロサービスの API セキュリティ
- API の使用状況について、より深い情報を得る
- デベロッパーエクスペリエンスを向上させる
- API をプロダクトに変える
Apigee ソリューション

Apigee ハイブリッド(β版)

ハイブリッド環境とマルチクラウド環境で API を管理。

内部アプリケーションからパートナーのエコシステムまで、さまざまなユースケースに対応している API では、当然ながら API をホストするインフラストラクチャとしてオンプレミスとクラウドを混合して利用することがあります。Apigee Edge API 管理プラットフォームを使用すれば、API トラフィックをホストする場所としてオンプレミス、クラウド、マルチクラウド、ハイブリッドを選択できます。最優先事項がコンプライアンス、セキュリティ、スケーラビリティのいずれであっても、エンタープライズクラスのハイブリッドゲートウェイである Apigee ハイブリッドでは、必要に合わせて柔軟に対応できます。

<特徴>

お客様が管理するランタイムプレーン
Apigee が実行する管理プレーン
コンテナ化のサポート
Microgateway

APIって、どの企業でもいっぱいできてくるものだと思うので、一元管理できるのはありがたい。

Apigee Sense

API を攻撃から保護するためのインテリジェントな挙動検出。

Apigee Sense は、Apigee Edge API 管理プラットフォームと連携して API を攻撃から保護し、疑わしい API の挙動を識別して管理者に警告します。警告を受けた管理者が是正処置を講じることで、ユーザーエクスペリエンスを維持し、バックエンドシステムを保護できます。つまり、Apigee Sense を使うことで、将来の攻撃に備えて保護を自動化できるのです。

<特徴>

高度なリスク分析
自動化されたリスク軽減機能
完全な API セキュリティソリューション
データ駆動型リスクモデル

リリース起因での異常なAPI呼び出しが発生した際の検知にも全然できそうなので、リリース後も安心できそう。

Cloud Endpoints

Google Cloud バックエンドを問わない API 開発、デプロイ、管理

Google Cloud Endpoints を使用して API を開発、デプロイ、保護、モニタリングします。NGINX ベースのプロキシと分散型アーキテクチャにより、卓越したパフォーマンスとスケーラビリティが実現します。Cloud Endpoints は Open API 仕様または Google の API フレームワークを使用して、API 開発の各フェーズで必要なツールを提供します。また、Stackdriver Monitoring、Stackdriver Trace、Stackdriver Logging で分析情報を得ることもできます。

<特徴>

ユーザー認証
APIキー
自動デプロイ
容易な統合
ロギングとモニタリング

ユーザーや利用状況に関する分析情報を Stackdriver Trace、Stackdriver Logging、Google BigQuery で入手できるそう。
この情報をもとにBigQueryで詳細な分析にも繋げられる。

Cloud Healthcare API(β版)

セキュリティおよびコンプライアンスに重点を置いた環境向けの実用的な医療洞察を強化する標準ベースのAPI。

Cloud Healthcare APIは、ケアシステムとGoogle Cloud上に構築されたアプリケーションとの間のギャップを埋めます。Cloud Healthcare APIは、既存の医療技術の標準ベースのデータ形式とプロトコルをサポートすることで、データをCloud Dataflowによるストリーミングデータ処理、BigQueryによるスケーラブルな分析、Cloud Machine Learning Engineによる機械学習などの高度なGoogle Cloud機能に接続します。さらに、Cloud Healthcare APIはアプリケーション開発とデバイス統合を簡素化し、デジタル変換を加速し、ケアネットワークとのリアルタイム統合を可能にします。

<特徴>

コンプライアンスにコミット
データの価値を引き出す
管理されたスケーラビリティ
エコシステム対応
開発者に優しい
データ流動性の強化

医療データは巨大なものになってくると思うので、BigQueryを使って高速に分析できるのはありがたいだろうな。
また、GCP内のサービスだけでなく、Tableauのようなサードパーティツールとのデータ統合ができるので既存のものをそっくりそのままGCPへ持ってかなくても使えるのは、大きく工数を削減できそう。