この記事の内容は2025年5月9日時点のものです。
はじめに
2025年5月9日に、Terraform Associate (003) を受験し合格しました。
今後受験される方のお役に立てば幸いです。
なお、試験の概要や一般的な注意事項等は、公式サイトおよび既存の公開情報を参考にされてください。
試験準備(学習編)
※筆者はTerraform初学者です。
・Udemyで提供されているTerraformの講義ビデオを視聴しました。
HashiCorp Certified: Terraform Associate 2025
・5日間に渡り研修を受ける機会があり、講義&デモ環境を使用した実践を通して、Terraformの基本的な内容について学習しました。
・その後試験を受けるにあたり、Udemyで提供されている練習問題に取り組みました。
HashiCorp Certified: Terraform Associate Practice Exam 2025
試験準備(手続き編)
・受験にあたりIDの提示を求められるのですが、私はこのIDにマイナンバーカードを使用しました。
試験予約時の氏名の表記は、マイナンバーカードの表記と同じ日本語で登録をしました。
インターネットに公開されている受験者のブログ等を見る限り、試験の氏名登録にはローマ字を使用し、パスポートをIDとして用いて受験をされた方が多いようですが、私はパスポートの更新・受け取りまでに2週間以上かかってしまう状況でしたので、このような形で受験をしました。
当日は試験官から特に何かこの点についてコメントがあることはありませんでしたが、不安な方は、実績の情報が多いパスポートを使用される方が無難かもしれません。
・試験の予約にあたりGitHubのアカウントが必要です。予約の画面遷移の中で「GitHubからのログインが必要です」の旨を伝える画面が表示されます。
・英語が母国語ではない場合は試験時間を30分間延長できるオプションがあり、私は予約時こちらのオプションを申請しました。
・試験は試験開始時刻の24時間前までならキャンセル可能なようです。
・試験中は、カメラで自身および受験している環境を投影している必要があります。私はWebカメラを所有していたので、そのカメラをノートPCに接続して使用しました。
・環境チェックは試験日より前でも事前に実施できるので、ブラウザや映像・音声など、要件を満たしていることを確認しました。
※環境チェックのボタンを押すと自動で検証して各チェック項目の結果を返してくれます。
試験当日
試験開始前
・ブラウザにはChromを使用しました。
・25分前くらいにサイトにアクセスし、念の為環境チェックを再度行い問題ないことを確認しました。15分前にならないと試験開始のための画面に進むことができないようです。
※環境チェックなどが行える画面→試験開始のための画面(ここで初めて試験官と繋がる)→試験画面という画面遷移でした。
・試験開始のための画面に進む前の画面でもチャットボタンが存在しており(まだ試験官とは繋がっていません)、そこからメッセージを送ることができました。そこでのやり取りは1通目送信後に自動終了してしまうのですが、10分程度でメールに連絡が届きました。
当日試験開始のための画面に進むまでに困った時は、そのチャットをトリガーに、メールでやり取りができるようです。
・試験開始のための画面に進むと少し待機した後に試験官とのやり取りが始まります。
部屋の撮影(机上と机の下含む)、IDの投影に始まり、机の上のものをどかすように、また携帯を離れた場所に置くよう指示がありました。
・一通りの確認が完了すると、試験に進むことができます。
試験中
・カメラに顔が映っていなかったので、顔と体はカメラに収めるようにとチャットで指示がありました。
・チャットは新着コメントがあると、チャット画面が自動で画面右に大きく表示されるので、コメントが届いていないか都度気にする必要はありませんでした。
試験後
・合否はアンケート回答後その場で分かりました。
・結果のレポートは翌日メールで届きました。
感想
Terraformの基本的な内容について体系立った学習ができて良かったと思います。
これから受験を検討されている方の参考になれば幸いです。