「~Installing a QRadar data gateway in IBM Cloud~」の記事に関する前提事項を「0. はじめに ~Installing a QRadar data gateway in IBM Cloud~」に記載しています。まだお読みでない方は必ずご一読ください。

Cloud Object Storage を作成していきます。
なお、作成する Cloud Object Storage は、Data gateway インストール完了後に削除可能です。
IBM Cloud にログインし、画面トップバー [Catalog] をクリックします。
検索バーで [Object Storage] を検索し、一覧に表示された [Objetc Storage] パネルを選択します。
Cloud Object Storage の作成パラメタを設定していきます。
必要に応じてデフォルト値から設定を変更し、[Create] ボタンをクリックします。
今回はすべてデフォルト値を使用しました。
Lite プランをご利用の場合、ストレージ使用量などに制約がありますが、今回の .vhd ファイルのみに使用する場合には支障はありませんでした。
プランについての詳細は IBM Cloud マニュアルをご覧ください。
画面左上ナビゲーションアイコン > [Resource list] と遷移します。
　
　
[Storage] 項目を展開し、作成した Cloud Object Storage が表示されることを確認します。
表示された Cloud Object Storage の行をクリックします。
Storage Becket を作成していきます。
[Create bucket] ボタンをクリックします。
[Customize your bucket] を選択します。
Storage Bucket の作成パラメタを設定していきます。
必要に応じてデフォルト値から設定を変更し、[Create bucket] ボタンをクリックします。
今回は [Unique bucket name] のみ入力し、それ以外はすべてデフォルト値を使用しました。
[A bucket created successfully!] というメッセージが表示されます。
作成した Storage Bucket に、でダウンロードした、Data gateway インストールイメージをアップロードしていきます。
[Upload] ボタンをクリックします。
ファイルアップロードのページに自動で遷移します。
今回、インストールイメージのサイズが約 20GB と大きいため、Aspera 高速転送を使用してファイルをアップロードしました。
[Select transfer type] フィールドで、デフォルトでは [Aspera high-speed transfer. Requires installation] の項目がグレーアウトされています。
Aspera 高速転送を利用するためには、Aspera connect の add-on の追加と、アプリケーションのインストールをする必要があります。
[Install Aspera connect] をクリックします。
以下の画面が表示されます。表示に従って add-on の追加とアプリケーションのインストールを行います。
※ Step 1 が完了すると再び手順 10 の Storage Bucket の画面に戻るので、手順 10 - 11 を再度実施し、画面キャプチャ Step 2 [Install Connect] に進みます。
アプリケーションのインストールまで行います。
　
手順 10 の Storage Bucket の画面に戻ります。[Upload] ボタンをクリックします。
[Aspera high-speed transfer. Requires installation] の項目が選択可能な状態になっていることを確認します。
依然としてグレーアウトされている場合は、作業中のアカウントに権限が不足している可能性があります。
以下の通り選択項目にチェックを入れます。
[Upload files (objects) and folders] フィールドの [Upload files] ボタンをクリックします。
　
以下のポップアップウィンドウが表示されます。[はい] をクリックします。
　
でダウンロードした .vhd ファイルを選択し、[Upload] ボタンをクリックします。
（注意）.vhd ファイルをリネームしてはいけません。
自動で以下の画面に遷移し、アップロード状況が表示されます。
アップロードが完了すると、[Upload success] というメッセージが表示されます。
Storage Bucket 画面オブジェクト一覧には、アップロードしたファイルが表示されています。

「~Installing a QRadar data gateway in IBM Cloud~」では、公式ガイドの手順番号毎に記事を作成しています。
0. はじめに ~Installing a QRadar data gateway in IBM Cloud~
1. Download the .vhd image file. ~Installing a QRadar data gateway in IBM Cloud~
2. Upload the .vhd image file. ~Installing a QRadar data gateway in IBM Cloud~
3. Import the .vhd image. ~Installing a QRadar data gateway in IBM Cloud~
4. Configure network settings and create the instance. ~Installing a QRadar data gateway in IBM Cloud~
5. After the instance has a Start Date, configure storage for the instance. ~Installing a QRadar data gateway in IBM Cloud~
6. Attach storage to your instance. ~Installing a QRadar data gateway in IBM Cloud~
7. Install the DGW and set the admin password. ~Installing a QRadar data gateway in IBM Cloud~
8. Upgrade the DGW to the same version of QRadar as your Console. ~Installing a QRadar data gateway in IBM Cloud~
9. generate a token ~Installing a QRadar data gateway in IBM Cloud~
10. After you receive your token ~Installing a QRadar data gateway in IBM Cloud~
補足1. iptables への SSH アクセス許可設定追加 ~Installing a QRadar data gateway in IBM Cloud~
補足2. オブジェクトストレージ削除 ~Installing a QRadar data gateway in IBM Cloud~