はじめに
入社2年目の開発エンジニアです。
今日も引き続き、intra-martの記事を書いていきます。
今回のお題は「フロー定義で使われるプラグイン設定」について説明していきます。
フロー定義はワークフローシステムを作成するにあたって、
重要な役割を担う機能なので、ぜひご覧ください。
フロー定義とは
フロー定義は、処理内容となるコンテンツ定義と処理順序となるルート定義を
紐づくマスタ情報になります。
承認フローで定義されたノードに対して、プログラムを割り当てたり
機能を追加することが可能になります。
事例
まず簡単な事例を紹介します。
下の申請子画面で検索ボタンをクリックします。
すると処理対象者の子画面が表示されますが、ご覧の通り選択する項目が多いですね。
この検索機能をユーザだけに絞りたい場合、
フロー定義に含まれているプラグイン設定を活用することで実現することができます。
実践
まず、実現したいことは
検索ボタンをクリック後にユーザの検索画面が表示する機能を実装したいと思います。
②設定を変更したWFの編集ボタンをクリックします
今回こちらで用意したサンプルWFを使用していきます。
③画面遷移後に「バージョン」タブをクリック後、編集ボタンをクリックします
⑤「プラグイン設定」タブをクリックします
今回はユーザ検索画面を表示させたいので、ユーザのみにチェックを入れます
【変更前】
⑥登録ボタンをクリック後、横配置ノードにプラグイン設定:ユーザが表示されます
これで検索ボタンをクリック後、ユーザ検索画面が表示されるようになります。
プラグイン設定の変更は動的承認ノード、横配置ノードのみ変更が可能です。
変更後
プラグイン設定の変更後の動きとして、処理対象者の検索画面をクリックすると、
処理対象者の子画面は表示されず、ユーザ検索画面が表示されるようになります。
(動画の方がわかりやすいと思うので、可能な場合は後ほど差し替えておきます...)
最後に
今回はフロー定義で使われるプラグイン設定について紹介しました。
設定項目を減らすことで、ユーザが使いやすくなるのでぜひ活用してみてください。
また、WFによって検索ボタンから表示させたい項目がそれぞれ異なるので、
設定する際のルールを確認してから、変更することをおすすめします。