経緯
4 月に新卒で IT 企業に入社しました。
世は GW(10 連休!)
研修期間中だった新卒たちには、休暇中の課題が出されました。
技術系の本を読んだり、情報を収集したり、Web サービスの中身を見たり…
テーマはけっこう自由でした。
文系出身なので、情報系の知識はほぼありません。
ただ流行っているという理由だけで、AI について調べようと思い立ちました。
難しいしよく分からんけど、なんかめっちゃ楽しい!!という気分。
連休明けの発表に備えてスライド資料を作り、社内で見てもらったところ先輩から G 検定を勧められました。
G 検定とは?
- 「ディープラーニングを事業に活かすための知識を有しているかを検定する」ための試験
- 人工知能とか機械学習の全体像が分かってますよ〜という証明になる
- 試験時間:120 分
- 出題形式:小問 226 問の知識問題(多肢選択式)、オンライン実施(自宅受験)
- 受験料: 一般 12,960 円 (税込) 、学生 5,400 円 (税込)
- 公式サイト( https://www.jdla.org/business/certificate/ )より
何したの?
読書
とりあえず本読んどくか〜
- 松尾 豊さん『人工知能は人間を超えるか』
- G 検定の公認参考図書
- 人口知能のことを知るためには必読
- 新井 紀子さん『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』
- 前半は AI とは?という内容、後半に教科書が読めないってどういうこと?という内容が書かれています
- 2019 年ビジネス書大賞を受賞されたようです
実装(大げさではないよ!!!)
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- この本をとりあえず一通り終わらせることを目標にしてください
- Python の知識が少し必要ですが、書籍の冒頭で 「Python 入門」という項目があるので安心してください
- 線形代数や微分なども、機械学習の特徴ゆえに書籍内で登場しますが知らなくても全然大丈夫です
- 最初は分からなくても、そのうち分かります(雑)
- 写経するだけでも機械学習やディープラーニングの中身がなんとなく理解できます
- 全部理解しようとしなくて全然大丈夫、完璧を求めない
ひたすら勉強
優先順位が高いものから紹介します。
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問題集を解く
- 絶対にやってください!!損はしません!!
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模擬試験を受ける
- 登録すれば無料で利用できます
- オンライン受験の感覚を身に着けるのと、時間配分の練習ができます
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公式テキストの内容を理解する
- ここから直接出題されるわけではないですが、機械学習の全体像を把握するには良いです
- 私のような、機械学習全くの初心者は読んでおくべき
-
AI 白書読む
- 買ったけど実はあんまり読めてない(小声)
- 機械学習や AI に絡んだ時事問題、法律問題の出題もあったので、読んでいればよかったなと後悔
- お値段が少し高めなので、無理して買わなくてもいいと思います
まとめ
文系だからできない、数学が苦手だからできない、なんてことはありません。
人工知能ってなんだろう?機械学習ってどうやるんだろう?みたいな興味さえあれば大丈夫です。
今回はG検定を受験するにあたって私がやったことをざっと列挙しただけですが、機械学習の詳細などは近々また改めて紹介できればと思っています。
業務でも機械学習を使う機会が早く来ないかな〜