感動
5度目?の正直でやっと基本情報技術者試験に合格しました。
2023年4月から始まったCBT方式の試験は勿論、午後試験でCOBOLのある年とPythonが導入された頃と色々な試験内容を経験してきました。もっとちゃんと勉強してればこんなことにならなかったと思うのですが何故ここまでかかったのか振り返ってみます。
自分の受験歴史
0. 完全未経験でSES企業に入社し、半年以内にITパスポート取得
1、2週間程度過去問解きまくりなんとか合格できました。
1. ITパスポート受験後
ITパス合格し毎月の給料が上がったのをいいことに、基本情報も取得して給料を増やそうと目論み始めました。
年は忘れましたがCOBOLは選択肢に入っていた頃です。
ほぼノー勉で何しにきたのか絶望状態で昼食をとり午後試験もほぼ無理でした。
2. リベンジ受験
今回も遅刻せず会場に着いた自分を褒め、合否前にもう無理だと悟る。
3. 再リベンジ受験
勉強したつもりで受験したものの午前試験でOUT。午後試験は表計算かPythonを選択した気がします。一旦冷静になり暫く業務へ集中するため、基本情報から遠ざかりました。
~転職を挟む~
4. 久しぶりの再々リベンジ
開発経験も積めるようになり、落ち着いてきたので改めて受験しました。
科目Bをセキュリティから解いた方がいいという情報を信じたが、時間をかけすぎてしまいアルゴリズムに時間をかけられずあと1問くらい足りず不合格となりました。
5. 1ヶ月後クリスマスイブにリベンジ
科目Aが苦手な問題ばかりで不安でしたが、科目Bは問1から順番に解き、時間が足らない事もなくようやっと無事に2023年12月24日合格しました。
何故今回合格できたか
何回も受験したからもあるかもしれませんが、それ以外だと3つ要素があったかなと考えています。
午後試験(科目B)が簡単になった
まずこれですね。以前は何種類かありそこから自分で選択するので要領の悪い自分は3回目の受験の時も全て無駄に勉強していました。その結果あまり時間かけられず結果を出せませんでした。アルゴリズム問題も文が短くなりとっかかりやすくなりました。
1~3回目は受験料会社負担だった
これはありがたい制度だったのですが、落ちてもいいやという気持ちが勝っていたのも事実です。
時間があれば勉強しようというマインドだと結果的に勉強しないんですよね。ある程度緊張感ある環境の方が自分はやる気出すんだなと思います。
開発業務を通して教材の説明がスッと入ってきた
4〜5回目受験の頃には転職を機にようやく開発業務へ携わるようになりました。イメージができるようになった事で理解も深まりました。例えば今まで「ポートスキャン」という言葉を見てもすぐ忘れていたと思いますが、業務で関わる部分なのでスッと入ったし勉強している意味が少しあるようでちょっと感動しました。
勉強方法
1-3回目は「キタミ式の参考書」と「出るとこだけ!」を使っていました。
4-5回目は色々変わっていそうなのもあって参考書を買い直し、「柏木先生の基本情報技術者教室」と「予想問題集」にしました。
1. 柏木先生の参考書を軽く1周読む
2. 時間が許す限り皆さんご存じの過去問道場を繰り返し理解を深める
3. 2と並行的に予想問題集を2~3周解く
4. IPA公式のサンプル問題を軽くする
5. 移動時間などは【基本情報技術者試験YouTuber】すーさんの動画を見る。
後からわかりましたが、過去の午後試験ほど難しいものは科目Bに出なかったのでアルゴリズムはIPA公式のあるサンプル問題のレベルで充分でした。なので今後もCBT方式前のアルゴリズム問題を解くのは不要だと思ってます。
最後に
自分みたいに過去の基本情報に苦戦していた方もリベンジするなら今です!
合格率も上がっているみたいなのでやはりレベルは落ちていると思います。とはいえ範囲が広いのは変わらないので対策しないと痛い目をみます。
また、勉強が苦手な人は自分のようにまず何とかして開発経験を積んでから受験するのも一つの手です。理解度が全然違いますので。
ただ年齢的に基本情報で浮かれていてはお恥ずかしい&前の会社の先輩が基本情報の後すぐに応用情報受けた方が良いとのアドバイスあったので無理ゲーな感じですが応用も取得する気で学習しています。
(合格して会社から一時お祝い金貰えるので、今まで参考書買った分など含めて資産的にプラマイ0に落ち着きそうで良かった🫠)