tabインデントが入力しやすくなるVimのおすすめ設定
他のテキストエディタと比べかなり癖が強いVimを,使い勝手の良い最強ツールにするための設定とコマンド一覧を記載する.
Vimの設定ファイル.vimrc
を編集
sudo vim ~/.vimrc
キーi
を押下し挿入モードへ切り替え,下記コマンドを貼り付け
~/.vimrc
"#####表示設定#####
set number "行番号を表示
set title "編集中のファイル名を表示
set showmatch "括弧入力時の対応する括弧を表示
syntax on "コードの色分け
set tabstop=2 "インデントを半角スペース2つ分に設定
set nosmartindent "スマートインデントOFF
set autoindent "オートインデントON
set expandtab "Tabインデント時に設定個数分の半角スペース挿入
set shiftwidth=4 "オートインデント時のズレ幅を半角スペース4つ分に設定
"#####検索設定#####
set ignorecase "大文字/小文字の区別なく検索
set smartcase "検索文字列に大文字/小文字が混在した場合のみ区別して検索
set wrapscan "末尾まで検索したら先頭に戻る
ESC
キーを押下しノーマルモードへ切り替え,コマンド:wq
を入力し変更内容を保存して終了
知っておくと便利な最低限のVimコマンド
コマンド | 内容 |
---|---|
i | 挿入モードへ切り替え |
o | カーソル直下行に新しい行を追加し挿入モードへ切り替え |
ESC | ノーマルモードへ切り替え |
x | カーソル文字を後方へ向かって1文字ずつ削除 |
dd | カーソル行を削除 |
yy | カーソル行をコピー |
p | カーソル直下行にペースト |
ZZ | 変更内容を保存して終了 |
:wq | 変更内容を保存して終了 |
:w | 変更内容を上書き保存 |
:q! | 保存せずに終了 |
:set nonumber | 行番号非表示(行番号を含まずにソースコードをコピーが可能になる) |
Vimの醍醐味である高速移動は初級者にとって,それなりにハードルの高いスキルのため本記事では割愛している.