やりたい企画や訴求に関してデザインをおこしてもらう場合、スムーズに案件を進めるにはどうすればよいか、今までの経験から最低限やっておくとよさそうな項目をまとめました。
企画者側として依頼する場合
目的を明確化する
これは全ての職種・案件に対して共有の項目ですね。
何を伝えるためのデザインを作ってほしいのか、明確に説明する必要があります。
売上を取りたいのか、それともサービスの認知が目的なのか、コンバージョンがどこにあるかを明確にする必要があります。
ターゲットの明確化
誰に向けたデザインにするかで、説明すべき範囲やしてほしいアクションが変わってきます。
コンテンツの明確化
ここでいうコンテンツは、訴求できる材料を意味します。
デザインで盛り上げてほしいなどの要求は、訴求したいコンテンツの数や内容が充実している必要があります。
シチュエーションの明確化
コミュニケーションがどの段階にいるかを明確にしておく必要があります。
ターゲットが明確化していても、次にしてほしいアクションが決まっていないとユーザーに対して何を説明すべきかがわからなくなってしまい、過不足のある情報になってしまいます。
「デザインでいい感じに」というワードは使わないこと
企画の中で一番伝えたいこと、その企画自体にどういう印象を持たせたいかなど、企画者の中ですでにイメージがある場合、きちんと言語化しデザイナーに伝える必要があります。そうでないと、デザインが出来上がったときに条件は合っているがイメージに相違があるという状態になってしまいます。
訴求文言が事実であることが断言できるか
デザインを起こす上で、訴求文言の言葉の使い方や表現により、事実よりも情報を誇張してしまったり、意図と異なる情報になってしまう可能性もあるため、訴求内容の条件はできるだけ具体的な情報を伝えておく必要があります。
エンジニアとしてやりとりする場合
実現したいことに関して、デザインで吸収できる部分とシステムで吸収できる部分を明確にし、担当者同士でコミュニケーションを取ることが重要です。