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【AWS初心者向け】お嬢様と学ぶAWS基礎

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ことの経緯(読まなくていい)

発狂しそうな程のどかな昼下がり。ランチタイムの後のティータイム(午後の紅茶ペットボトル500ml)。
私はベランダに座り優雅にプログラミングを致します。
小鳥たちはさえずり、花々は咲き乱れ、美しい空が広がり、私のコードは長文のエラーを吐いています。
「はぁ」
ため息をつきながら長文のエラーをおGoogleに貼り付け、エンターを爆発音と勘違いされる勢いでおぶちかまします。
ヒットした記事を調べるも解決できず膝から崩れ落ち、頭髪にはその時に零した紅茶が降り注ぐ。脳内にはライアーゲームの圧倒的な絶望BGMが流れている。
「ふぅ、いったん諦めてAWSの勉強としましょう。分からないことはあとでセバスに聞けばいいですわ」
そう思って紅茶臭いまま技術書を開くが、なんと退屈なことでしょう!
技術書に書かれた文章は、高校生が英語を頑張って翻訳したかのような日本語の羅列。よくわからねぇ図。
私は目蓋の裏側が拝見したくてしょうがなくなって参りました。
しかしそういう訳には参りません。ここで一発気合を入れてモンスターを注入。俺様がモンスターだ。
ただ本を読むだけでは気絶してしまいますわ。そうだ! Qiitaでアウトプットすれば良いのですわァ!

目次

  1. クラウドとはなんでしょう?
  2. AWSさんの長所はなんでしょう?
  3. 参考文献

クラウドとはなんでしょう?

 クラウドとは、何か動かしたいもの(Webアプリケーションとか)があった時にインターネット経由でその動かしたいものを動かす環境を与えてくださるものですわ。
 しかも基本的にはオンデマンド、つまり利用したい時に利用しただけお金を払えばいいんですのよ。ネカフェみたいなものですわ。サブスクライブと言われる月額課金とは違って、使った分だけで良いので、"""庶民"""の方々にとってはお得ですわね。

 クラウドが出来る前まではオンプレミスという自前でサーバーを用意する方式でしたの。我が家でも10年前に5億円のサーバーを導入しましたが大変だったらしいですわ……。というのも、自前サーバですと、不動産、非常用発電機、冷却設備への投資。そして、それらを維持するための人件費がかかってしまいますわ。その時はわたくしのお小遣いも200万円程度に減ってしまって驚いたものです。

AWSさんの長所はなんでしょう?

 AWSさんは一応公式では6つの長所を上げられていますわ。

  1. [設備投資費が柔軟な変動費に]
  2. [スケールによる大きなコストメリット]
  3. [キャパシティ予測が不要に]
  4. [速度と俊敏性の向上]
  5. [データセンターの運用と保守への投資が不要に]
  6. [わずか数分で世界中にデプロイ]

ちょーっと分かりづらいですわね。ですがご安心くださいませ。わたくしが解説いたしますわ。

【1.設備投資費が柔軟な変動費に】
 これはさっき説明したのと同じですわ。サーバーを自前で購入する設備投資費が無くなり、代わりに、使った分だけ支払う方式にできますわ。
 スタートアップ企業さんなんかは嬉しいですわね。小さく始めて、大きくなってきたら増やせばいいので、少額の資金で始めることが可能ですわ。

【2.スケールによる大きなコストメリット】
 スケールというのは企業のスケールのことですわ。つまりAmazonさんのことですわね。クソバカアルティメットゴールデンまろびだしストロングに大きな会社ですので、規模の経済というのが発生いたします。
 規模の経済というのは、品の生産量が増えれば増えるほど、製品1つあたりの平均費用が下がる状態のことですわ。AWSは多くの方がご利用になりますから、1人あたりの料金も安く済むということですわね。
 まぁ資本主義社会では大きい会社が有利って思っておけばいいですわ。

【3.キャパシティ予測が不要に】
 キャパシティというのはサーバーの台数や性能のことですわ。自前のサーバーでは、どれくらいのアクセスがあるのか、どれくらい利用されるのか、いつ利用されるのか、1つのデータはどれくらい大きくて、どれくらいの時間で処理しなければならないのか、綿密に計算をしてキャパシティを予測しています。プロの方でも3か月以上かかるそうですわ。
 しかし、AWSを利用すればそれがいらないと。えぇ、ホンマに?
 ここで思い出して頂きたいのが”従量課金制”というシステム。使った分だけ払えば良い。この”使った分”というところが自由に改変しやすいということですわ。サーバーの性能が低すぎたり高すぎたりした場合には、設定をし直せばいいのですわ。

【4.速度と俊敏性の向上】
 スピードいずパワーということですわ。自前のサーバーを使用する場合、そこに環境を構築して~、セキュリティつけて~など、面倒なことが多く時間がかかってしまいがちですわ。しかし、AWSを利用すれば短い時間で”素早い”実装が可能ということです。

【5.データセンターの運用と保守への投資が不要に】
 従来のオンプレミス(自前サーバー)には、人件費、電気代、サーバのラック代、ライセンス費用など様々な費用がかかっていましたわ。でも、AWSでしたら、そこに工数や時間や費用を割かなくても全てAWS側でやってくれるということらしいですわ。

【6.わずか数分で世界中にデプロイ】
 例えばそうですわね、「アメリカにWebサーバを1台設置してくる」というミッションを受けたとしましょう。
 まず、自家用ジェット機を用意しますわね。そこからビザやら何やらいろいろ申請して、アメリカへランデブー。アメリカへ到着し、時差ボケに酔う暇もなくデータセンターへタクシー。高いチップの代わりに折り紙で折った手裏剣をドライバーに渡し、歓喜のあまりドブに落ちる様子を横目で見ながらデータセンター内へ。ケーブル引いて設置してOSインストールして……。気を失いそうなほど時間がかかりますわ。
 でもAWSなら数回のクリックで終わるのですわ。
 

参考文献

あぁ、眠くなってきましたわ。またどこかでお会いしましょう。おやすみなさいませ。

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